篠田麻里子、不倫妻の役で出演…「いろいろな意味で体当たりでした(笑)」 脚本の鈴木おさむ氏へ手紙
テレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(20日スタート、土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録がこのほど都内で開催された。主演の伊藤淳史、共演の小池徹平、地上波の連ドラ最後の脚本として携わった鈴木おさむ氏が出席。事前告知なしのサプライズで同作に登場した元AKB48の俳優・篠田麻里子からの手紙も読まれた。
20日スタート、テレビ朝日系ドラマ『離婚しない男』に配役の予告なしで登場
テレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(20日スタート、土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録がこのほど都内で開催された。主演の伊藤淳史、共演の小池徹平、地上波の連ドラ最後の脚本として携わった鈴木おさむ氏が出席。事前告知なしのサプライズで同作に出演した元AKB48のタレント・篠田麻里子からの手紙も読まれた。
対談では、ドラマのおもしろさを知ってもらうために「ここがやばい!『離婚したい男』ベスト5」と題し、魅力をランキング形式で発表。1位に選ばれたのは、伊藤演じる岡谷渉の妻・綾香役を務めた篠田麻里子の演技で、伊藤は「この作品はこれですよ。これだと思います」と前置きをし、「これぞ熱演!篠田麻里子を見てくれ」と読み上げた。
1話の放送まで綾香役のキャストは公開されておらず、同作品のポスター、予告も顔が隠されていた。鈴木氏は「女優の顔が隠れてるポスター見たことないよ。予告を見た時はびっくりした。日テレの『行列』(行列のできる相談所)みたく、マル秘って隠れちゃってるから」とコメント。伊藤も「女優さんがあんな映り方するんだって思いましたね」と共感した。
篠田のキャスティングは、鈴木氏のアイデア。その理由を「濡れ場が多い。やってくれる人ってところで、プロデューサーさんから『女優さんじゃない人でもいいんじゃないか』って。そこでおりてきたのが篠田さん。おもしろいなって思ったし、ガッツのあるシーンがすごいじゃないですか。でも、やってくれないかなと思っていたんですよ。お子さんもいらっしゃるし。そしたら『やる』となって」と明かした。
続けて、篠田をキャスティングした目的を「AKB48時代からみんな知ってるじゃないですか。お芝居すごくお上手で、すごくいい。篠田麻里子という女優が、大ブレイクするというのが僕の本当の目的です」と告白。伊藤は、篠田の演技について「ここ何年かお芝居を勉強しているみたいで、すごく努力しているんだなって勝手に尊敬というか、感動していました」と称賛した。
また、篠田から鈴木氏宛にサプライズで手紙が届いており、伊藤が代読。「この度は『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』に綾香役として参加させていただき本当にありがとうございました。オファーをいただいた際は、すごくうれしかったことを昨日のように覚えています」と感謝し、「いろいろな不安や葛藤もありましたが、脚本を読ませていただいて、原作ワールドもさることながら、おさむさんワールド全開で、世界観に引き込まれて、ぜひチャレンジしたいと思いました」と心境を打ち明けた。この作品に参加した感想については「私自身、今まで以上に作品の役どころと向き合い、役者としてすごく成長ができた作品だと感じています。いろいろな意味で、それこそ体当たりでした(笑)」とつづられていた。
同作は、漫画家・大竹玲二氏による漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)を原作にドラマ化。大手新聞記者の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤)は、妻・綾香(篠田)の不倫を目撃し、離婚を決意する。娘の親権を獲得するために準備を進めるが、相談した敏腕弁護士から「父親の親権獲得率はわずか1割」という現実を突きつけられる。渉は相棒となった探偵の男(佐藤大樹)とともに、妻の不倫の証拠集めにいそしみ、親権獲得を目指す。