67歳・野口五郎、同期の八代亜紀さんを追悼…1年前に最初で最後のデュエット「悔しいし、悲しい」

歌手・野口五郎が16日、都内のスタジオで前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5とニッポン放送の番組収録に参加した。昨年12月30日に73歳で亡くなった演歌歌手の八代亜紀さんと、今月11日に65歳で死去した小金沢昇司さんについて語った。

ラジオ2番組の収録に参加した野口五郎と森田健作【写真:ENCOUNT編集部】
ラジオ2番組の収録に参加した野口五郎と森田健作【写真:ENCOUNT編集部】

森田健作のラジオ2番組出演で冠二郎さん、小金沢昇司さんも悼む

 歌手・野口五郎が16日、都内のスタジオで前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5とニッポン放送の番組収録に参加した。昨年12月30日に73歳で亡くなった演歌歌手の八代亜紀さんと、今月11日に65歳で死去した小金沢昇司さんについて語った。

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「昨年からプライベートでも亡くなる人が多かった。そういった中で亜紀さんどころか、小金沢君まで逝ってしまうとは思わなかったです」

 野口と八代さんは、ともに1971年にデビューした同期だった。

「温厚で優しい人でした。いつも『五郎くん、五郎くん』と呼んでくれてね。僕にとっては『お姉さん』よりも、『お姉ちゃん』っていう感じでした。1年前にはBS朝日の音楽番組で共演して、亜紀さんの鉄板曲だった矢吹健さんの『貴方のブルース』をデュエットしたんです。僕は演歌歌手ではないので、お姉ちゃん(八代さん)の胸を借りるつもりで歌いましたが、亜紀さんの迫力のある歌に驚かされたことを思い出すんです。でも、それが最初で最後のデュエットになってしまいました」

 その上で「亜紀さんとは50数年、ご一緒させていただきましたが、ずっと変わらずにとてもいい人でした。とにかく今は悔しいし、悲しいです」と無念を隠さなかった。

 小金沢さんについても「彼が北島事務所で、(北島三郎の)付き人だったときから知っていたし、付き合いがあっただけに亡くなったと聞いたときは『まさか』という思いでした」と振り返った。

 また、元日に79歳で亡くなっていた冠二郎さんについても言及。「デビューも近かったので、思い出は多いです。僕よりも年齢も含め大先輩(1967年デビュー)なのに、僕のことを『先輩、先輩』って呼ぶんですよ。とにかく面白い人でしたね」などと話した。

 森田と野口は1973年、テレビ朝日系『ベスト30歌謡曲』で初共演して以来の付き合い。同番組で森田は司会を担当しており、「当時、彼はヒット曲を連発していたので毎週、顔を合わせていましたた」と野口の活躍を振り返った。そして、野口は67歳の今も精力的に活動。現在は全国ツアー中で2月18、19日には東京・西新宿の東京オペラシティーコンサートホールで「GORO NOGUCHI CONCERT TOUR 2024 Follow Your heart~こころのままに~」と題したコンサートを行う。

 番組はFM NACK5『森田健作 青春もぎたて朝一番!』(日曜午前6時30分)が今月21日と28日の2回に分けて放送。ニッポン放送『森田健作 青春の勲章はくじけない心』(月曜午後6時20分)は今月22日に放送を予定している。

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