【THE SECOND】第2回大会にザ・ぼんち出場 80年代漫才ブームの立役者が初参戦

1972年にコンビ結成、80年代漫才ブームの立役者として一時代を築いたベテラン漫才コンビ、ザ・ぼんちのぼんちおさむ(71)、里見まさと(71)が、結成16年以上の漫才師たちが参加できる漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』第2回大会に初参戦することが17日、分かった。

ザ・ぼんち
ザ・ぼんち

初戦となる「選考会」を2月2日からスタート

 1972年にコンビ結成、80年代漫才ブームの立役者として一時代を築いたベテラン漫才コンビ、ザ・ぼんちのぼんちおさむ(71)、里見まさと(71)が、結成16年以上の漫才師たちが参加できる漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』第2回大会に初参戦することが17日、分かった。

 昨年末に始動した第2回大会では、2023年12月1日よりエントリーの受付を開始。24年1月10日をもって受付を終了したが、この1か月余りの間に、数多くの漫才師が参戦を表明した。

 23年12月27日にリリースしたエントリー中間報告では、第1回大会で王者ギャロップを脅かしたマシンガンズや、前大会はハチミツ二郎の病気療養のために出場辞退を余儀なくされた東京ダイナマイトらがエントリーしたことが注目を集めたが、それ以降もエントリーは後を絶たず、最終的に、130組を超えるベテラン漫才師たちが“セカンドチャンス”の夢をつかみ取るべく、名乗りを上げた。

 第1回大会準優勝のマシンガンズをはじめ、前回「ノックアウトステージ16→8」に進出を果たした、かもめんたる、流れ星☆、2丁拳銃、三日月マンハッタン、ラフ次元、ランジャタイ、前回「ノックアウトステージ32→16」に進出したガクテンソク、シャンプーハット、ジャルジャル、タモンズ、ツーナッカン、Hi-Hi、フルーツポンチ、モダンタイムス、モンスターエンジンが再び出場を表明していることは既報の通りだが、その後もさらに、第1回大会で華々しい活躍を見せた強豪たちがエントリー。

 前大会ファイナリストのテンダラー、囲碁将棋、金属バットのほか、前回「16→8」進出組のCOWCOW、タイムマシーン3号、そして前回「32→16」進出組のスーパーマラドーナ、スリムクラブ、インポッシブルの出場が決まった。

『M-1グランプリ』ラストイヤーを終えたばかりの芸人も多数参戦

 また、昨年『M-1グランプリ』のラストイヤーを戦い終えたばかりの漫才師たちも多数参戦。すでにアナウンス済みの、がっつきたいか、祇園、ダブルアート、ツートライブ、馬鹿よ貴方は、バンビーノ、リニアに加えて、アイロンヘッド、どんぐり兄弟、ななまがり、ヘンダーソンが新たにエントリーを遂げた。中でも、ななまがりとヘンダーソンは、昨年の『M-1』で敗者復活戦まで勝ち進んだ注目株。

 このほか、『THE SECOND』初出場組としては、2000年代に『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)などのネタ番組で一世を風靡(ふうび)したアメリカザリガニやハイキングウォーキングらも要注目となる。

 ほかにも、1987年結成のショウショウ、90年結成のはりけ~んず、94年結成のダイノジ、97年結成のエルシャラカーニ、トータルテンボス、どりあんず、レイザーラモンら、25年以上のキャリアを誇るベテランが軒並み名を連ねており、前大会以上にハイレベルな戦いが繰り広げられることになりそうだ。

 今大会ではこの後、初戦となる「選考会」を、東京・大阪の2会場で開催。「東京選考会」は渋谷・CBGKシブゲキ!!で2月2日、3日、4日に開催。「大阪選考会」は2月13日、14日になんばグランド花月地下にある劇場・YES THEATERで実施する。観覧チケットは、1月17日午前10時より、「FANYチケット」で発売開始予定。

 そして、この選考会で選ばれた32組が続いて出場するのが、1対1のタイマン形式で漫才バトルを展開する本戦トーナメント「ノックアウトステージ」。32組から16組に絞られる「開幕戦ノックアウトステージ32→16」が3月に、16組から8組に絞られる「ノックアウトステージ16→8」が4月に、いずれも2日間にわたって東京・お台場のフジテレビ本社で開催予定。

 激戦を勝ち抜いた8組のファイナリストたちが、24年5月、全国ネット・ゴールデンタイム生放送で開催する最終決戦「グランプリファイナル」で激突する。これからおよそ5か月にわたり、実力派ベテラン漫才師130組以上が参戦し、“ネタ時間6分以内”の珠玉の漫才を引っさげて真剣勝負を繰り広げる。

次のページへ (2/2) 【写真】『THE SECOND』第2回大会に出場するジャルジャル、金属バットら注目の12組
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