タレントの上沼恵美子が15日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』（月曜正午）に出演。週刊文春によるダウンタウン・松本人志の性加害疑惑報道で名前を挙げられたタレント・たむらけんじからこの日、メールが届き、女性との会の目的は「飲み会」だったと改めて疑惑を否定したと明かした。たむらは10日のラジオで飲み会があったことを認めたが、疑惑については否定していた。

　米国へ活動拠点を移したたむらとはメールをやりとりする仲という上沼は、女性側から松本側へ送ったと報じられた“感謝”とされる文面をたむらから受け取っていたという。「『その（感謝の）メールはあるんですよ』って言ってきたんですよ、たむけんちゃんから。『こんなの上沼さんに送ってええのかどうかわかりませんけども』って言ってすぐ送ってきたの。（たむらの名前が出る）第2弾（報道）が出る随分、前ですよ。それだけ送ってきて、これだったらねえ、みたいなことを言うて終わってたんです」と振り返った。

　その後、たむらの名前が出た後はしばらくやりとりがなく、14日に上沼から「たむけんちゃん、大丈夫ですよ。気にしないで」と連絡すると、この日の局への移動中に返信があったとした。

　上沼は「さっき、返事来ました。ついさっきよ。車の中で見たらたむけんちゃんから来てた」と午前10時33分に連絡が来たと報告。中身について「上沼さん、お疲れ様です。僕の報道でお騒がせしてます。もし何か僕の話をしなければならないときは思い切りぶった切ってください。ただ（報道にある）大阪での話は本当にただの飲み会だったんです。女性には本当に丁寧に接しました。ただ、言われてしまうのは何かの配慮が足りていなかったと思うので、その部分と会をやってしまったことは反省します。上沼さんにはとてもかわいがっていただいたのに、裏切るようなことになって申し訳ありません。失った信用を取り戻せるようアメリカで頑張ります」とラジオとほぼ同内容の全文を披露した。

　上沼は「たむけんちゃんがかんでたいうのは知らんかったから、本人も気まずい感じがしてるんでしょう」とたむらの心境を推測した。共演のモンスターエンジン・西森洋一が「普通に飲み会だけして、そのとばっちりはきついですよね」と話すと、上沼は「お膳立てしたんちゃうかみたいな、週刊誌によるとなってるからね。それは違いますって本人は言うてるだけ」と返していた。