お笑いコンビ・コットンの西村真ニ、俳優でタレントのファーストサマーウイカが出演している「ゆうパック」の新テレビCM「ご近所散歩中・社長へのプレゼン」（30秒・15秒）が、15日より放送開始となる。

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　テレビCMシリーズ「ご近所散歩中」は、全国にある郵便局を中心に、地域で暮らす人々に寄り添い、時代に合わせた便利なサービスの提供、地域を支える新たな試みに挑戦するグループ各社（日本郵政株式会社、日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険）の取り組みを、街を散歩する人々の目線で追いながら紹介している。

　新CMでは、アパレル会社の社長役を務めたウイカ。荷物の発想作業や在庫管理に追われている社員を目の当たりにしたところに、郵便局員役の西村が登場し「ゆうパック」を提案する。ビジネス支援のプレゼンをする西村の姿により「ビジネスもゆうパック」というメッセージを伝えている。

　西村は初めてのテレビCM出演だったこともあり、現場入り直後は緊張していたとのことだが、ウイカが積極的に声をかけたことにより緊張がほぐれていき、柔らかい表情に。郵便局に巨大な横断幕が掲げられるシーンは、実際に郵便局の建物の上から幅10メートル、縦4メートルの巨大な幕を振り下ろして撮影。横断幕を下ろすタイミングに合わせて、西村をはじめとする郵便局員役5人の手が揃って挙がると、ウイカは「すごくきれい！」と感動していたそうだ。その一方で西村は、決まりすぎたが故に「CGに見えるな」と苦笑していたという。

◯西村真ニ

――「ご近所散歩中」シリーズの新CMへの出演が決まった時の感想は。

「正直、最初はドッキリかなと思いました。僕、TVCM（の出演）が初めてなんです。スケジュールに『日本郵便さんのTVCM』と書いてあって……。相方（きょん）がTVCMに出ることが多くて、僕に来ることはなかったので、日本郵便さんの大英断というか『賭けに出たのかな？』と思っています」

――これまでの「ご近所散歩中」シリーズのCMを見たことはありますか。

「もちろんです！　先輩たちがたくさん出ていて、自分に番が回ってきたのはすごくうれしいです。ケツさん（ニッポンの社長）も出ていましたよね。ケツさんが出られるなら、（僕も）出られるなと思いました（笑）」

――撮影を終えての感想は。

「本当に、冗談抜きでウイカさんに助けられて、カメラが回っている時も回っていない時も、僕の緊張が周りに伝染するくらい出てたんでしょうけど、ウイカさんがエピソードトークでほぐしてくれて、立場が逆ですよね。僕は緊張でガチガチ。ウイカさんから積極的に話題を振ってくれて、本番ギリギリまでいろんなお話をしてくれて、頼りになる姉貴みたいな感じでした」

――“荷物”にまつわるエピソードを教えてください。

「家で晩酌をする時に、ついついネットショッピングをやっちゃうんですが、お酒が進むと判断ができなくなって『あれ、こんなの買ったっけ？』っていうものが届くんですよ。ある時、片足ずつ乗るスケボーみたいなものが届いたことがあって、びっくりしました」

――「荷物のさまざまなお悩み、郵便局に、ご相談ください」というセリフにちなみ、ウイカさんに相談したいお悩みはありますか。

「ありがたいことにお仕事をたくさんいただいて、あまりお休みがなくて、奥さんをいろいろなところに連れて行ったりしてあげられていないので、そういう時に簡単に奥さんのポイントを稼げる方法をおうかがいしたいなって思います。僕、結構（お土産に）アイスとか買って帰ってあげるんですが、最近それに慣れちゃって『あんたアイスで喜ぶと思ってる？』みたいな感じになっていて、次の手を考えなきゃと思っているので、その辺をうかがいたいですね」

◯ファーストサマーウイカ

――再び「ご近所散歩中」シリーズCMへの出演依頼を受けた時の感想は。

「めちゃくちゃうれしいです。ボルゾイちゃんにまた会えたのもうれしいですし、このシリーズって日常に溶け込んでいて何気ない生活の1部のように感じられるCMなので、出られることもうれしいですけど、また帰って来られてうれしいです。しかも、（役柄の）アナザーストーリーというか、実はこんなお仕事してたんだとか、こういう日常の中でのワンちゃんとの散歩のシーンだったんだっていう続編的な部分が描かれていたのがよりうれしくて、このままシリーズ化してくれないかなって思ってます（笑）」

――撮影を終えての感想は。

「西村さんはすごく目ヂカラがあって、撮影の合間もお話しさせていただいて楽しかったです。1番驚いたのは横断幕がバサって出てくるあの仕組み！　ずっと下から見上げているだけだったので、どういう技術かわからないんですが、すぐやり直しできるし、きれいに落ちるし、（横断幕に）皆さんの努力の結晶みたいなものが見えて、グッときてしまいました。（西村さんと）ちゃんとご一緒するのが初めてだったので、うれしくてガンガン話しかけてたんですけど……。引かれてないといいなと（笑）。相槌というか会話の運び方がうまくて、話が弾んで、空き時間もすごく楽しい時間でした」

――“荷物”にまつわるエピソードを教えてください。

「フリマアプリをよく活用するんです。自分が売ることもあれば買うこともあって、売る時はゆうパックさんにお世話になっています。ちゃんと無事に届くといいなっていう想いと一緒に届けるので、ちょっと梱包がうまくいかなかったりしたら、最初からやり直しするくらい梱包に気持ちを込めています。私はお洋服が好きなので、着られなくなったり、趣味が変わったものとかを（フリマアプリを利用して）バンバン売っているので、どこかで誰かが着てくれているんじゃないかなと思っています」

――西村さんの相談（奥さんのポイントを稼ぎたい）に対してアドバイスはありますか。

「アイスにもピンキリあって、レアなものがあったりとか、地方に行ってわざわざ買ったりとか、情報番組で知ったお取り寄せのものとか。アイスをお土産に買って帰るという習慣もすごくいいことだと思うんですけど、そこに愛を感じられないっていうことに対して、それじゃポイントはあげられないなっていう評価だと思うので、たまに変化球みたいなことをしてみたりとか、ちょっとお休みして次にビッグなことをするとか、緩急が大事なんじゃないですかね。愛情をマンネリ化しない、マンネリ化したらそれは愛情じゃなくなっていくということだと思います。アイスだけに愛す、なんちゃって（笑）」