ヤバイTシャツ屋さんのライブで痴漢被害「気持ちが悪すぎる」「自由を履き違えないで」

3人組ロックバンド・ヤバイTシャツ屋さんのギターボーカル・こやまたくやが14日、同バンドのライブ中に観客が痴漢被害に遭ったことを自身のXで明かした。

ヤバイTシャツ屋さん【写真:ENCOUNT編集部】
ヤバイTシャツ屋さん【写真:ENCOUNT編集部】

ヤバイTシャツ屋さんのライブで痴漢被害「遠慮せずに声をあげてください」

 3人組ロックバンド・ヤバイTシャツ屋さんのギターボーカル・こやまたくやが14日、同バンドのライブ中に観客が痴漢被害に遭ったことを自身のXで明かした。

 こやまは「『痴漢をするな』、こんな当たり前の事を今更言わないといけないのが悔しい。先日のライブ中に痴漢被害に遭った方がいた。ライブを中断させたくなくて、その場で声をあげられなかったようで申し訳ない」と謝罪した。

 続けて「そんな事をする奴が、ライブハウスに、自分たちのツアーに、来ていた事が悲しいし受け入れ難い事なのだけど、実際に居たのだからもう許せません。そんな奴は絶対にもうライブハウスに来る資格がありません。まず、当たり前の事ですが痴漢は犯罪です。『ライブハウス出禁』とかそういうレベルじゃないです。犯罪です。見つけ次第警察に通報します」と語気を強めた。

「そして、もしそういう被害に遭ったら遠慮せずに声をあげてください。演奏を止めてもらってもMC中でも、僕らは全く問題ありません。周りの人や、スタッフに声をかけてください」と呼びかけた。

 さらに、「でも声をあげるのも怖いと思う。申し訳ないけど、本当にみんなで目を光らせておいて欲しい。全員に心からライブを楽しんで欲しいけど、そういう奴が出てしまったから、みんな頭の片隅に置いておいてほしい。怪しい動きをしてる奴、体が触れ合うレベルじゃなく明らかに触りにいっている奴、もし目に入ったら教えてほしい。代わりに声をあげてほしい。助けてあげてほしい」と周囲のサポートもお願いした。

 その後は「そもそも、何でそんな奴が来るねん。来るなよ。そういう奴が一人でもいたら、不安になるし、心からライブを楽しめなくなる。女性だけじゃない。男性も普通に楽しんでるだけなのに『冤罪をかけられたらどうしよう』とか考えてしまうかもしれない。そういう奴が1人いるだけでこうなる。満員電車よりも密集した空間だから、どうしても体が当たってしまうのは仕方ない。でも明らかに触りに言ってる奴とか、気持ちが悪すぎる。『ライブハウスは自由な場所』と散々言ってきたが、自由を履き違えないで欲しい。ルールとマナーとモラルの上に成り立っている自由です。普通に考えて痴漢がいいわけない。暴力も駄目。暴言も駄目だよ」と怒りをあらわにした。

 最後には、「ヤバTのお客さんはみんな優しい、温かい、治安がいい、そう言って貰えることが本当に多いんです。対バンのアーティストや、音楽関係者からもよくそう言ってもらえます。それが自慢やし、自信になってます。99.9%のお客さんがいい人だと思ってます。それを、100%にする為にみんなで協力してほしいです。痴漢行為や暴力行為等が絶対に起きないフロアに。全員が安心して楽しめるフロアに。改めて、気を引き締め直して、みんなで作っていきたいです。どうか協力をお願いします!!!!(ってかわざわざチケット代払って痴漢しにきてるのめちゃくちゃキモくない????なんなん?????そんな奴いるん絶対嫌なんやけど。ライブに集中せえよ。普通に楽しんでたらそんなん考える暇ないと思うんやけど・・・。怖すぎ。そういう奴以外全員大好き。ヤバTのお客さん最高。顧客まじで好き。いつもありがとうな!!!)」とファンへの感謝をつづった。

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