お笑いタレント・明石家さんまが13日放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』（土曜午後10時）に出演し、週刊文春の報道に対する裁判に注力するため、当面の活動休止を発表したダウンタウンの松本人志について言及した。

　さんまは松本の活動休止について、吉本興業ホールディングスの岡本昭彦社長から「先に知らせておきます」と連絡を受けていたという。松本が女性に性的行為を強要したとする疑惑報道を見ていなかったさんまは、松本が裁判に専念することについて「吉本の弁護士は大丈夫か」と聞いたところ、岡本氏は「直接弁護しないんです。サポートするだけです」と返答したといい、さんまは「松本個人の考えでやるみたいです」と明かした。

　さんまは松本が裁判を決意したことについては「子どももできて、『子どものため』っていうのがかなり大きいような気がする。自分の芸能生活どうのこうの、番組に対してとか迷惑もかけるけど、家族のためにっていう感じが、ものすごい……間違ってるかも分からんけど分かる」との見解。その上で「俺も世間が全部敵になっても、IMALUだけが味方してくれたらそれでええ。子どもができてからそう思えるようになった」などと話した。

　自身については「『おっぱいもみもみ110分』と変な記事を書かれたことがある」と明かし、その当時に中学生だった長女IMALUが傷つくことを心配。前妻で俳優の大竹しのぶに連絡を取って報道内容を伝えたところ、大竹は「なんでもんだのよ。バカじゃないの」とバッサリ。だが、その行為に身に覚えのないさんまは「もんでない」と否定し、IMALUが聞いてきた時は「ちゃんと『これ、ウソやから』と伝えて」と大竹にお願いしたという。

　さんまはこのエピソードを笑いも入れて振り返った後、松本とともに行動していたとされる芸人については、「迷惑をかけたというか、（女性との飲み会に松本を）誘った中堅、お笑いの（芸人は）ものすごい皆、反省っていうか落ち込んで、かなり悩んでるみたいなんで、そいつらも会社の方でおのおのケアしてあげて欲しい」と願っていた。