新型コロナウイルスの影響で大会を中止していた新日本プロレスが15日、110日ぶりの大会を都内で開いた。

　メインの第6試合ではオカダ・カズチカ、YOH、SHO、のCHAOSが、内藤哲也、高橋ヒロム、鷹木信悟のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)と激突。

　ゴングと同時にIWGPヘビー＆IWGPインターコンチネンタルの2冠王者・内藤と無冠のオカダが対峙。試合ができないブランクをまったく感じさせない攻防で火花を散らした。L・I・Jの徹底した攻撃を耐え抜いたSHOがオカダとタッチ。再びオカダと内藤がぶつかり、最後は内藤がYOHに後ろから飛びつく新技を披露し、デスティーノでとどめを刺した。

　内藤はマイクを持って「新日本プロレスワールドをご覧の皆様、3か月半ぶりに帰ってきたぜ。カブロン。しばらくは無観客試合が続きますが、皆様と一緒に大合唱ができるその日を、楽しみに待っていますよ。まずは、明日から始まるNEW JAPAN CUP。皆様の目で、皆様の耳で新日本プロレスの戦いを存分に楽しんでください。NEW JAPAN CUPの結末はもちろん!トランキーロ、あっせんなよ」

　そしてリングの上から「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と叫んだが、鷹木はグータッチを拒否。バックヤードで「グータッチしている場合じゃない」とコメントし、16日から始まる「NEW JAPAN CUP2020」の意気込みを語った。