新日本プロレスが110日ぶりに大会を再開 棚橋弘至「新日本プロレスが帰ってきました」
新型コロナウイルスの影響で大会を中止していた新日本プロレスが15日、110日ぶりの大会を都内で開いた。
「Together Project Special」
新型コロナウイルスの影響で大会を中止していた新日本プロレスが15日、110日ぶりの大会を都内で開いた。
「Together Project Special」と銘打たれた大会は、感染防止の観点から観客を入れず、メディアの数も制限する中で行った。16日から始まる「NEW JAPAN CUP2020」の前哨戦となるタッグ戦を中心に全6試合が組まれ、第1試合前には、本隊の選手がリングに上がった。
代表してあいさつした棚橋弘至は「ふーっ」と息を吐き、「新日本プロレスが帰ってきました。待っていてくれたファンのみなさん、ありがとうございます。今日は無観客試合という形ですが、また、いつか、みなさんと会場で会える日を夢見て一歩ずつ、頑張っていきます。今日はみなさん、画面の向こうから声援を送ってください。よろしくお願いします」と“復活”を宣言した。
新日本は2月26日の沖縄大会以降、53大会を中止。5月25日に緊急事態宣言が解除されたことを受け、スポーツ庁の助言をもとに大会再開に向けたガイドラインを作成した。試合に出場する選手、レフェリー、リングアナウンサー、トレーナーに抗体検査を実施するなど、健康状態のチェックにも力を入れ、準備を進めてきた。
大会の模様は動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で配信するなど、“新しい生活様式”に対応。
7月11日、12日の大阪城ホール大会は観客席を制限した上での興行となる。
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【ギャラリー】リングに上がった選手たち