実写版『ゴールデンカムイ』はどこまで描かれる? 『キングダム』と同じなら原作5巻までか
2014年から22年まで『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載された漫画『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)の実写映画が、1月19日から公開予定だ。約8年間連載された作品が、映画ではどこまで描かれるのか気になるファンは多いようで、中には公開前から続編を期待する声まであがっている。そこで本記事では、映画『ゴールデンカムイ』が原作漫画のストーリーでいうと、どのエピソードまで描かれるのか予想する。
ファンの間でも意見が分かれるストーリー予想
2014年から22年まで『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載された漫画『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)の実写映画が、1月19日から公開予定だ。約8年間連載された作品が、映画ではどこまで描かれるのか気になるファンは多いようで、中には公開前から続編を期待する声まであがっている。そこで本記事では、映画『ゴールデンカムイ』が原作漫画のストーリーでいうと、どのエピソードまで描かれるのか予想する。
映画『ゴールデンカムイ』の公式サイトによると、物語の舞台は明治後期の北の大地・北海道。日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれてた杉元佐一が主人公である。彼が大金を手に入れるべく砂金採りに明け暮れている際、偶然アイヌ民族から奪われた金塊の存在を知ってしまう。杉元は金塊を手に入れようと行動を開始するが、ほかにも金塊を狙う者が存在した。ひとりは日本陸軍第7師団歩兵第27連隊に所属する軍人・鶴見篤四郎中尉。もうひとりは戊辰戦争で戦死したとされていた新撰組の土方歳三だった。本作は、公式サイトのストーリーを読む限り、原作漫画と同じように、金塊を巡る三つ巴の戦いが描かれているのではないだろうか。
筆者は、原作漫画のストーリーをどこまで1本の映画にまとめられるのか予想するにあたり、同じ『週刊ヤングジャンプ』で連載されている漫画『キングダム』(作:原泰久)を参考にした。19年に公開された映画『キングダム』は、王弟の反乱が描かれており、これは原作漫画でいうと5巻までの内容である。
その後『キングダム』では続編映画が公開されているが、本作も同じような展開になったとしても不思議ではない。
したがって筆者の考察では、物語の区切りと『キングダム』の事例から判断し、本作では物語の始まりから網走監獄に向かう前までを描いたコミックス5巻までの内容が対象だと予想している。
SNS上では「ゴールデンカムイの実写映画、今回はかなり序盤で終わりそう」「ゴールデンカムイってキリが良いところとか無い気がする」との声があがっており、ファンでも予想することは難しいようだ。
現時点で、本作がどこまで描かれるかは不明であるが、本作だけで完結とはならないだろう。ストーリーだけでなく、映画『キングダム』で主役を演じた山崎賢人が本作でも主役を務めるほか、杉元の幼なじみ・梅子役で高畑充希の出演も決まるなど、豪華キャストにも注目が集まっている。1月19日の公開に向けて、原作も読み直してみてはいかがだろうか。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき