15日発売の「週刊少年ジャンプ」28号で最終回を迎えた大人気漫画作品「約束のネバーランド」初の展覧会が12月、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリーで開催される。

「約束のネバーランド」は、原作・白井カイウ／作画・出水ぽすかによる漫画作品で、「週刊少年ジャンプ」2016年35号より連載が開始された。

　主人公のエマを中心に、孤児院で育てられた子どもたちが過酷な運命に抗いながらも希望に向かっていくストーリーで、読み応えのある心理戦などのサスペンス要素や迫力のあるアクションシーンも多く取り入れられており、シリーズ累計発行部数は2100万部を突破、いくつもの漫画賞(マンガ新聞大賞2017　大賞、このマンガがすごい！　オトコ編1位など)を受賞している。

　また、2019年1月からはフジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメ化され話題となった。2020年12月には実写映画の公開、2021年1月にはアニメの第2期放送も予定されており、今後も注目の作品となっている。

　本展覧会では、「約束のネバーランド」の世界に存分に浸れる空間の中で数々の名シーンを展示。連載開始前の秘蔵資料なども公開し、衝撃の第1話から感動の最終回までの軌跡を辿っており、作品の世界観に合わせた原画展示と創作の裏側に迫る様々な資料で、「約束のネバーランド」の魅力にどっぷりハマることができる。

　約束のネバーランド展に向け、作者の白井カイウ先生は「原画展です!!ただでさえ美しい出水先生のカラー絵がズラリドドンと間近で見れます!他にも面白い展示や未公開のアレコレの公開…?などを色々と予定しています。『約束のネバーランド』の世界を最大に表現した展示にしていただいています!是非お楽しみに」とコメント。

　出水ぽすか先生も「夢に見た展覧会です!単行本ではモノクロで収録されているイラストがカラーで沢山展示されます。現在展示にむけて色塗りの様子を動画で撮影中です。是非見に来てください!今までになく大きな会場なので見応えのある展示になりそうです」と語っている。

　会期は2020年12月11日～2021年1月11日で、開館時間は午前10時～午後8時(最終入場　午後7時30分)となっている。