眞島秀和、20代の頃から一緒に映画を作った仲間と再会「感慨深いものを感じました」
俳優の眞島秀和が6日、都内で行われた映画『彼方のうた』公開記念舞台あいさつに登壇した。
映画『彼方のうた』公開記念舞台あいさつ
俳優の眞島秀和が6日、都内で行われた映画『彼方のうた』公開記念舞台あいさつに登壇した。
2021年に公開された『春原さんのうた』で第32回マルセイユ国際映画祭のグランプリを獲得し、国内外で評価の高まりを見せた杉田協士監督による待望の長編4作目にして12年ぶりのオリジナル作品。ヴェネチア国際映画祭、釜山国際映画祭、ウィーン国際映画祭、マンハイム=ハイデルベルグ国際映画祭など、世界中の映画祭に出品された。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、ドラマ『おっさんずラブ』など、多数の話題作に出演する眞島は、出演オファーを振り返り、「監督とは20代の頃から一緒に映画を作ってきた仲間。しばらくお会いする機会がないまま時間が過ぎた中で、また声を掛けていただけてうれしかったです」とコメント。「若い頃から純粋に、丁寧に人物を描いていくような映画を作ってきた方。同世代ですけど、歳を重ねてきたんだなと感慨深いものを感じました」と再会を喜んだ。
撮影で印象に残っていることを聞かれると、「監督が講師を務めているワークショップに参加している、普段俳優ではない方も出演者として参加してくださった。そういう撮影現場を見ていて普段とまるで違う、とても穏やかな時間が流れていて、不思議な体験をしている現場でした」と回答。撮影現場が偶然、眞島とゆかりのある地で行われたことを明かし、「20代の役者を目指し始めたくらいによく行った所の連続だった。この町、こんな風になったんだという所ばかりだったのでびっくりしました」と語っていた。
舞台あいさつには、小川あん、中村優子、杉田監督も登壇。今作は、ポレポレ東中野、渋谷シネクイント、池袋シネマ・ロサほか、全国で順次公開される。