石田ゆり子、“航空機ペット同乗反対”に「怒らないで」 江口ともみは「座席予約でペットマーク」の案

俳優・石田ゆり子が5日、インスタグラムを更新し、航空機での「ペット客室同乗」をSNSで訴えた真意を説明した。

石田ゆり子【写真:ENCOUNT編集部】
石田ゆり子【写真:ENCOUNT編集部】

航空機の衝突事故を機に止まらない議論

 俳優・石田ゆり子が5日、インスタグラムを更新し、航空機での「ペット客室同乗」をSNSで訴えた真意を説明した。

「こんにちは。朝起きて、ものすごくびっくりしました… 動物たちを(ケージに入れて)客室に入れてあげてほしいと 書き込んだ私のコメントに対して、ものすごい勢いで反対する方々が…」

 ペット同乗については、2日に東京・羽田空港で発生した日航機と海上保安庁の航空機が衝突し、炎上して貨物室内のペットを救えなかったことで議論が続いている。フリーアナウンサーの笠井信輔は4日、SNSでエールフランスの例を出すなどし、「海外の航空会社で可能ならば日本でも客室へのペット持ち込みを検討できないか」などと訴えた。石田もそのコメント欄で「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです。災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです」とつづっていた。

 だが、その後、国内航空会社で初めて全路線全便で「ペット同乗可」を今月15日から実施するスターフライヤーも、緊急時の脱出にはペットを機内に置いていく決まりになっていたことが判明。石田のインスタグラムには「影響力があるからこそ、発言は慎重に」「ペットの機内持ち込み賛成の方は、アレルギー持ちや喘息持ちへの配慮についてはどうお考えなのでしょうか」などの指摘も届いていた。

 この状況下、石田は一夜明けて改めて持論を伝えた。「でも、私はそれでもいいと思ってます。人命より動物が大切なのかといわれたり、アレルギーが、と言われても その点も考慮しながら少しずつ、解決していけたらとほんとに思っているのです」とコメント。「誰かを批判したり 何かを押しつぶしたりして 自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません。どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ」と呼び掛けた。

 さらに「わたしは何を言われても、この問題に限らず 動物たちとの共存していく問題を 日本の皆さんがもっともっとみんなで話し合える世の中になっていってほしいと思ってます。石田ゆり子」と締めた。だが、書き足らなかったようで「追記」と前置きしながら、自身がペットを航空機に乗せたことは「今のところない」と明かした。そして、どうしても乗せなけれないけない事情がある人がいることを記しつつ、「むやみに動物を飛行機に乗せることはもちろん反対です…なぜならやはり動物たちにとってかなりのストレスだからです」との立場を示した。

 この投稿に対しても賛否両論で約1750件のコメントが書き込まれた。一方で、タレントの江口ともみはインスタグラムを更新し、自身が考えた問題解決案を提示した。

「全ての便に。。。というのは、ペットが苦手な方やアレルギーがある人もいるし、勿論ニオイや鳴き声が気になる状況もあると思うから無理だと思うけど、各社1日1便。。。または月に数便、ペット同乗便を飛ばす事を検討して貰えたらって思う 国際線のファーストやビジネスシートなどにあるパーテーションがあったりしたら尚良いけど」

「ネット上の座席予約で赤ちゃんがいる場合マークが出たりする航空会社あるけど、そこにペットマークつけたら周囲の方にも分かるし まぁ,色々想像しちゃうけど、それがいつの日か近い将来に実現すると信じたい」

 こうした具体案についても、「大型機ではなくて中型機のペット専用機ができればいいですね」「航空会社の負担をこれ以上増やさないでほしい。我が家はよく犬と旅行しますが、全て車です」などと賛否両論。「皆が納得できるまでは時間がかかると思いますが、考えるきっかけにはなったと思います」との意見もあった。

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