キックボクサーの武尊が2日、ノア有明アリーナ大会のABEMA放送のゲストとして登場。今月28日に格闘技イベント「ONE 165: ロッタン vs. 武尊」でロッタン・ジットムアンノン（タイ）と対戦予定となっているが、ロッタンにケガの報道が出ていることについて言及した。

　7代目タイガーマスクでもある武尊は、ノアの舞台でプロレスの解説。大会後に囲み取材に応じた。現在のコンディションについて「追い込みも、前回の6月の試合が終わってすぐ始めたので、4か月くらいですかね……。米国合宿も2回やって、今までで一番練習しているなという自信もあるし、今回最後になってもいいくらいの気持ちで体を追い込んでいるので、それが試合に出てくれるんじゃないかなと思います」と豪語。

　東南アジアのメディアでロッタンのケガ報道が出ていることを問われると「（スーパーレックとの対戦になる可能性の）話は特には来てないが、（ロッタンとの）試合があると思ってやるしかないと思っています。確定情報が来てからまた考えますが、今はそのことだけを考えて頑張っています」と口にした。

　ロッタン以外との試合になれば出場は考え直すかどうか問われると「それは決まってから……今考えてもしょうがないので、格闘家としてもここまでの追い込みってやったことがなくて自分の身体も今回の試合で壊れてもいいくらいの気持ちで何か月もかけて体を作ってきているので、基本やらないという選択肢はないかなと思います」と落ち着いて語った。