テレビ朝日、開局以来初の年間世帯視聴率3冠達成 『報ステ』『モーニングショー』好調などが要因

テレビ朝日は2日、年間平均視聴率(2023年1月2日~12月31日)で、個人全体で2冠、世帯では開局以来初の3冠達成(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を発表した。

テレビ朝日が年間平均視聴率で3冠を達成した【写真:ENCOUNT編集部】
テレビ朝日が年間平均視聴率で3冠を達成した【写真:ENCOUNT編集部】

日本テレビは年間個人で1冠

 テレビ朝日は2日、年間平均視聴率(2023年1月2日~12月31日)で、個人全体で2冠、世帯では開局以来初の3冠達成(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を発表した。

 個人全体で全日帯(午前6時~深夜0時)3.6%、プライム帯(午後7時~同11時)5.5%を記録し、年間平均では開局以来初めて全日・プライムの2冠。全日帯は開局以来初、プライム帯は3年連続4度目(単独は初)の1位だった。

 また、世帯では全日帯6.4%、ゴールデン帯(午後7時~同10時)9.1%、プライム帯9.3%を記録し、年間平均では開局以来初の3冠を達成した。全日帯は2年連続2度目、ゴールデン帯は13年以来10年ぶり2度目、プライムは4年連続6度目の1位となった。

 要因としては、同時間帯で『報道ステーション』の5年連続トップ、『羽鳥慎一モーニングショー』の4年連続トップを記録したことや、バラエティー番組、連続ドラマが好調だったこと。ワールドベースボールクラシック(WBC)やバスケットボールW杯の中継を編成したことなどを挙げている。

 なお、日本テレビは、個人全体でゴールデン帯5.6%をマークし、年間1位を獲得したと発表した。5.5%のテレビ朝日に0.1ポイント差で勝利し、同局の個人全体3冠を阻止した。

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