上沼恵美子、冠番組の担当Pが語る愛され続ける理由「縦横無尽なトークが1番面白い瞬間」
タレントの上沼恵美子とニューヨーク・屋敷裕政の初MCタッグによる番組『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』が読売テレビ・日本テレビ系で4日午後11時59分から放送される。放送を前に上野正樹プロデューサーのコメントが届いた。
不仲説が取りざたされた古舘伊知郎と28年ぶりの共演
タレントの上沼恵美子とニューヨーク・屋敷裕政の初MCタッグによる番組『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』が読売テレビ・日本テレビ系で4日午後11時59分から放送される。放送を前に上野正樹プロデューサーのコメントが届いた。
世の中のさまざまな議論・話題を「あなたならどうする?」という3択問題にして出題。正解はなく、問題や回答について、MCとパネラー陣が“ああだこうだ”言い合う番組。MCは上沼と屋敷。パネラーとして、嶋佐和也のほか、ダイアン・津田篤宏、菊地亜美、いまどき令和ギャルのゆうちゃみ、大人気のグローバルボーイズグループ・INIの佐野雄大、さらには上沼と不仲説が取りざたされた古舘伊知郎も出演する。
関西にて放送されている『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)も担当し、今回の特番もプロデューサーを務める上野氏がインタビューに応じた。
――今回、上沼さんと古舘さんとの組み合わせ、よく実現しましたね。
「上沼さんとはレギュラー番組の『クギズケ』でもお仕事をご一緒させていただいていて、普段から雑談をよくします。その雑談の中で、古舘さんのお名前が上沼さんの口から何度か出てくる機会があって、『今ならいけるかも!?』ということで古舘さんにオファーさせていただいたんですが、他のお仕事でスケジュールが空いていなかったのに『外ならぬ上沼さんの番組なら!』ということで、まさに万障繰り合わせて頂き、大阪まで収録に来ていただけることになりました。テレビでの共演はNHK紅白歌合戦の司会以来28年ぶり! 不仲説がささやかれるお二人のトークはいつまた爆発するかわからない! スリル満点でした」
――今回の番組を作るにあたって、演出的に気をつけていたことは。
「番組自体は3択問題を出題するいたってシンプルな形です。『もしも、夫がゾンビになったらどうする?』。1.回復を信じて閉じ込める 2.噛まれて自分もゾンビになる 3.殺す『婚約相手の実家に初めて行ったときに、一番イヤなのは?』。1.コーヒーやお菓子がすべてオーガニック 2.壁に先祖代々の写真 3.水槽の金魚が異様にデカいなどなど。一見バカバカしくも、上沼さんとゲストが真剣にトークバトルが展開でき、最終的には出演者の人生観や哲学、さらには道徳心までもがあぶりだされるような設問を考えるのに力を使いました。
また、討論番組なので、出演者の座組には非常にこだわりました。上沼さんとMCで初タッグを組むのは、3年連続好きな芸人NO.1に輝いたニューヨークさん。ゲストには上沼さんと『犬猿の仲!?』古舘伊知郎さん。何事にも物怖じしない令和の白ギャルゆうちゃみさん。大人気ボーイズグループINIのメンバーで関西出身の佐野雄大さん。ナンバーワンバラドル菊地亜美さん。実は上沼さんも頼りにしている(!?)ダイアン津田さん。多角的な討論を展開できる個性豊かなメンバーにお集まり頂けたと思っております」
――上沼さん、古舘さんの収録後の感想は。
「本番中は双方の主張がぶつかり合う場面も多く、ヒリヒリとしたスリリングな展開でしたが、本番後は上沼さんから『古舘さんは元戦友なので気が許せる。ケンカできるようになっただけでもすごいこと』とコメントされ共演を楽しんでいらっしゃいました。一方の古舘さんも『天下の上沼恵美子さんのツッコミを受けながらのバトル、というより応酬する感じ、ラリーがものすごく気持ちよかったです。古舘が苦手な方も上沼さんのおかげで違う味が出ているからぜひ見て欲しい』と満足感をもってコメントされていました」
――ポスターを気に入っている上沼さん、遺影にしたいと言ったとか。
「番組ポスター(ビジュアル)を作る時に番組タイトルが『もしも、夫がゾンビになったら…』と独特ですので、上沼さん主演のホラー映画の告知と思って頂けるように番組タイトルと放送日時のみを記載したポスター制作を行いました。ポスターのラフ案をご本人にお見せした時から好感触で、出来上がりをお見せした際には『きれいにしてくださってありがとうございます。遺影に使わせて頂きます!』と有難いお言葉を頂きました。ポスタービジュアルはJR大阪駅とJR新大阪駅で掲出されているのですが、上沼さんが東京に行かれる際に新大阪駅のポスターを実際にご覧になられ、非常にお喜び頂いたと聞きました」
――上沼さんの番組収録でいつも気にしていることってありますか。
「上沼さんのトークをどのようにして引き出せるかをいつも強く意識しています。それは番組のトークテーマ(お題)設定であったり、ゲストの座組であったり、観客の有無であったり、打ち合わせの仕方であったり…。とはいえ、上沼さんが台本や展開から離れて、縦横無尽にトークされている時こそが一番面白い瞬間ですので、そうなるべく様々なシミュレーションをして収録に臨んでいます。あと、収録時間が長くならないようにしています」
――今後の展開は。
「『上沼さんのトークのおかげで元気になりました!』という視聴者のお声が非常にたくさん届きます。日本全国より多くの人々に上沼さんのトークをお届けできればと思っております」
記事提供:読みテレ(https://www.yomitv.jp/)