【RIZIN】TKO負けの芦澤竜誠、皇治の対戦要求に「もっとボコボコにされんだろ、バカ」
第9試合ではMMAデビュー戦の芦澤竜誠(フリー)が太田忍(パラエストラ柏)に1R・KO負けを喫した。
今回は無謀な挑戦「色々うまくいかないこともいっぱいあった」
格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」(2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継)第9試合 MMAルール(61キロ、5分×3R)
第9試合ではMMAデビュー戦の芦澤竜誠(フリー)が太田忍(パラエストラ柏)に1R・KO負けを喫した。
芦澤は今年4月に皇治と“最後”のキックボクシング戦を行い、判定勝ちを収めている。今回がMMAデビュー戦、試合直前の記者会見では、ピリピリムードを漂わせ、記者に悪態をついていた。
一方の太田は今年4月、倉本一真に1R・KO勝ち。7月には瀧澤謙太に1R・TKO勝ちを収め2連勝していたが、今年10月の佐藤将光戦では惜しくも判定負けとなっていた。
太田にダースチョークを極められ、気を失いかけたところにグラウンドパンチを被弾した芦澤。最後は失神していたが「まぁ終わったことなので、前を向いてる。もっとやらないといけないことがあるのを分かってる。俺の攻撃が当たったら俺が先に勝ってると思った」と振り返り。
MMAデビュー戦について「相手のMMAならではの距離が独特だった。練習ではできても、試合ではできないなと思いました。良い勉強になりました」とあっさりしていた。
それでも試合までの期間は太田のことしか考えられなかったといい、自身の楽曲「ぶっ飛んだ恋の歌」に例えた。
また今回は「無謀な挑戦」だったといい、それでも挑戦した理由について「いけると思ったからですね。自分を信じたっすね。本当に誰よりも自分を信じたっす。いろいろうまくいかないこともいっぱいあった。それでも自分をずっと信じた。でもダメだったので」と素直になっていた。
4月に対戦した皇治から再戦要望をされたことを聞くと「キックボクシングでボコボコにされてんだからMMAだったらもっとボコボコにされんだろ、バカって話で。別にしてもいいけど、お前無様な姿見せるぞって。太田忍だからすごかった。普通のやつだったら負ける気ないんで」といつもの芦澤に戻っていた。