格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」（2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継）第8試合 MMAルール（65キロ、5分×2R）

　第8試合では三浦孝太（BRAVE）が元キックボクサー・皇治（TEAM ONE）に2R・TKO負けを喫した。最後はデビュー戦で決めたサッカーボールキックでKO。これで三浦は連敗となり、皇治はMMAデビュー戦を白星で飾った。

　21歳の三浦は、“キングカズ”ことサッカー元日本代表・三浦知良の次男で2011年大みそかの「RIZIN.33」でプロデビュー。YUSHIに1R・TKO勝ちを飾った。この試合までにMMAでは通算3戦2勝1敗。今年5月の「RIZIN.42」ではYA-MANにTKO負けを喫していた。

　一方の皇治は34歳の元K-1ファイターで、20年からRIZINに参戦。今回がMMAデビュー戦だった。

　1R、三浦は右ストレートを皇治は左フックを入れ、スタンドでは意外にも拮抗した展開に。しかし残り10秒で三浦がミスし、グラウンドに倒れ込むと皇治のグラウンドパンチを被弾。鼻から流血していた。

　2R、最後はコーナー際の組み合いのなかで近距離の皇治の右ストレートを被弾。そのままグラウンドに倒れると追撃を受け、何もできなかった。さらにサッカーボールキックを被弾。TKO負けを喫し、三浦の顔は血まみれになっていた。