格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」（2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継）第3試合 キックボクシングルール（60キロ、3分×3R）

　BreakingDownからの刺客・冨澤大智（フリー）が現Krushフェザー級王者・篠塚辰樹（MASTER BRIDGE SOUND）に0-3の判定負けを喫した。

　BreakingDownで無敵を誇る冨澤と、かつて自身の戦っていたKrushの王者がRIZINの舞台で激突した。1分最強がキックボクシング王者にかなうのかが注目となっていた。

　想像以上の差があった。開始37秒で篠塚の左フックを被弾し、いきなりダウンを奪われる冨澤。BreakingDownとは勝手が違った。自身のパンチはなかなか当たらない。

　一方の篠塚は涼しい顔でジャブを当てダメージを蓄積させていく。冨澤の右目は腫れあがり、鼻血も出た。2R終了時には中指を立て、舌出しするシーンもあった。

　3R、激しい近距離の打ち合いに。冨澤が打撃を当てる場面もあったが、終了間際には篠塚のカウンターの右ストレートをもろに被弾し、2度目のダウン。何とか立ち上がったが、大差の判定で敗れた。

　BreakingDownのエースの涙の敗戦にネット上では「思ったより全然差があったな」「やっぱりBreakingDownってこんなもんだよね」「レベルが違った」「思ったより頑張ったでしょ」「BreakingDownよりKrushで見たい」「冨澤叩かれすぎて可哀想になるわ根性見せたほうちゃうか」「遊ばれてる感満載でした」などと様々な声が上がっている。中にはBreakingDownファンと見られるアカウントからの「夢見てました」というコメントもあった。