Mrs. GREEN APPLE、レコ大初受賞 安住紳一郎アナの涙に気付いて「すごくうれしいです」

結成10周年の3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』が30日、今年の日本レコード大賞を受賞した。TBS系は同日、東京・渋谷区の新国立劇場から『第65回 輝く!日本レコード大賞』(午後5時30分)を生放送。司会の安住紳一郎アナウンサーが「大賞はMrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』に決定いたしました」と伝えると、ボーカル&ギターの大森元貴が体をのけ反らせ、初受賞に驚きの表情を見せた。

日本レコード大賞を受賞したMrs. GREEN APPLEの大森元貴【写真:徳原隆元】
日本レコード大賞を受賞したMrs. GREEN APPLEの大森元貴【写真:徳原隆元】

結成10年…昨年3人でリスタートして飛躍

 結成10周年の3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』が30日、今年の日本レコード大賞を受賞した。TBS系は同日、東京・渋谷区の新国立劇場から『第65回 輝く!日本レコード大賞』(午後5時30分)を生放送。司会の安住紳一郎アナウンサーが「大賞はMrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』に決定いたしました」と伝えると、ボーカル&ギターの大森元貴が体をのけ反らせ、初受賞に驚きの表情を見せた。

 そして、壇上に3人で上がり、記念の盾を受け取ると大森が「口がパッサパッサになっていますけど、ステージでは華やかに制作では粛々とやっていきたいなとあらためて思い、背筋が伸びました。ありがとうございます」とあいさつ。キーボードの藤澤涼架は「驚きの気持ちでいっぱいです。あらためて皆さんに感謝の気持ちを届けたいです」と話し、ギターの若井滉斗は「本当に皆さんに支えられてきた10年間だったので、皆さんに感謝したいと思います」と言い、頭を下げた。

 Mrs. GREEN APPLEは高2で同級生だった大森、若井ら4人で2013年に結成。すぐに藤澤が加わって5人体制になった。15年にはメジャーデビューを果たすも、20年7月に活動休止。2人が脱退し、約1年8か月の休止期間を経て、昨年3月に「フェーズ2(第2局面)」として活動を再開した。

 そして、『ダンスホール』がバンド最速となるストリーミング再生回数1億回を突破し、同年の日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞した。『ケセラセラ』は4月25日に配信リリース。すぐにリズミカルでサウンドとポジティブな気持ちになれる歌詞が若者を中心に支持された。また、ABCテレビ・テレビ朝日系連続の4月期連続ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の主題歌になったことも後押し、再生回数は2億回を突破。今年7月からアリーナツアー、8月には埼玉・ベルーナドームで自身初のドーム公演を実現した。

 文字通り、乗りに乗っている中での受賞。歌唱前に安住アナが涙ぐんでいることに気付くと、大森が「すごくうれしいです」と感謝した。そして、深夜にバンドの公式SNSが「楽曲に出会ってくださった皆さま、本当にありがとうございました」と受賞を報告すると、ファンからは「震えながら見ました」「ケセラセラに何度も救われ、前向きな気持ちになれました」「涙が止まりませんでした」など、感激と祝福の声が相次いだ。

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