さや香、M-1に続いてまた惜敗 「見せ算」に続く異色ネタ「唐揚げ」披露「最終決戦はやりたいネタやりたいんで」

お笑いコンビ・さや香が29日深夜から30日未明まで放送されたMBSテレビ『オールザッツ漫才2023』(午後11時58分)に出演。関西若手芸人が1分間のショートネタで競う「オールザッツネタバトル」で2位に終わり、『M-1グランプリ』(24日)で3位に終わった雪辱を果たせなかった。優勝はセルライトスパだった。

さや香【写真:ENCOUNT編集部】
さや香【写真:ENCOUNT編集部】

『オールザッツ漫才2023』のショートネタバトル

 お笑いコンビ・さや香が29日深夜から30日未明まで放送されたMBSテレビ『オールザッツ漫才2023』(午後11時58分)に出演。関西若手芸人が1分間のショートネタで競う「オールザッツネタバトル」で2位に終わり、『M-1グランプリ』(24日)で3位に終わった雪辱を果たせなかった。優勝はセルライトスパだった。

 さや香はこの日、35組の参加者から順当に準決勝(8組)へ勝ち上がり、3組(セルライトスパ、カベポスター)による決勝には2位で進出した。ラスト決戦では早朝5時近くにもかかわらず、新山が「唐揚げ行け~!」と叫び、石井も「なんでやねん!」と返しながら体を張る「唐揚げ」ネタで勝負。厳しい反応だったM-1最終決戦の「見せ算」ネタとは異なり、笑いが渦巻いた。頂点をつかんだかに見える中、観客・芸人・X(旧ツイッター)による審査の合計で243点を獲得。しかし、「歯磨き」ネタで248点を取った1位通過のセルライトスパに惜敗した。

 MCを務めた見取り図の盛山晋太郎とリリーが「すごかった」と声をそろえた熱演だった。準決勝までのオーソドックスな漫才ではなく、「見せ算」に続いての異色ネタ披露後、新山は「最終決戦はやりたいネタやりたいんで」と思いを告白。

 盛山が「M-1であろうが、オールザッツであろうが」と聞くと、「M-1であろうが、オールザッツであろうが、やっぱり自分がやりたいネタをやりたい」とうなずいた。無念の結果発表後は見取り図から「惜しかったな」(リリー)、「鬼気迫る漫才、唐揚げでしたけど」(盛山)と労われた2人。5時間の生放送中の名シーンを選ぶコーナーも担当した新山は「オレ、きょう倍働いてんけど。めっちゃ働きましたよ、きょう!」と語気を強めて悔しそうにコメント。石井も「オレ、(深夜)2時に踊ってるからね」とぼやいた。

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