【呪術廻戦】まさに主人公たる存在感? 「渋谷事変」での虎杖悠仁の活躍を振り返る
虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の漫画『呪術廻戦』(作:芥見下々)の主人公。アニメ、漫画ともに盛り上がりを見せている同作だが、虎杖の活躍についてネット上では「ここまで期待されない主人公も珍しい」「早く覚醒してパワーアップしてくれ」など、あまり評価されていないようだ。そんな虎杖が汚名返上とばかりに奮闘している様子が、「渋谷事変」エピソードで存分に見られる。今回は渋谷事変での虎杖の活躍を、時系列順に紹介する。
「渋谷事変」では、大活躍だった主人公・虎杖悠仁
虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の漫画『呪術廻戦』(作:芥見下々)の主人公。アニメ、漫画ともに盛り上がりを見せている同作だが、虎杖の活躍についてネット上では「ここまで期待されない主人公も珍しい」「早く覚醒してパワーアップしてくれ」など、あまり評価されていないようだ。そんな虎杖が汚名返上とばかりに奮闘している様子が、「渋谷事変」エピソードで存分に見られる。今回は渋谷事変での虎杖の活躍を、時系列順に紹介する。
(以下、漫画の内容に関する記述があります)
渋谷事変の序盤、虎杖はバッタの姿をした呪霊・蝗GUY(こうがい)と戦闘。それほど苦戦せずに勝利した。次の戦いでは、同じ東京都立呪術高等専門学校1年生の伏黒恵とタッグを組んでベテラン呪詛師の粟坂二良(あわさか・じろう)を倒している。
エピソード中盤の虎杖は、敵である夏油(げとう)一味と共闘関係にある脹相(ちょうそう)と対決。脹相が繰り出す術式「赤血操術」に翻弄されるも、一進一退の攻防を繰り広げた。結果的には敗北してしまうものの、ネット上では「肉弾戦だけじゃなく能力バトルして面白い」「個人的にベストバウト」など、名バトルとして評価する声も多い。
脹相に敗北した後は両面宿儺に意識を乗っ取られ、しばらく出番がなかった虎杖。しかし、エピソード終盤では意識を取り戻し、助っ人に現れた京都校の東堂と共闘することに。その結果、漏瑚(じょうご)や花御(はなみ)たち特級呪霊のリーダー格である真人(まひと)を倒す活躍を見せた。
これまでに吉野順平や七海建人などのキャラを次々と殺害し、好き放題に暴れていた真人を倒したことで、ネット上でも「呪いを無慈悲に殺す虎杖かっこいいよ……」「スカッとした!」と、高評価の声が相次いでいる。アニメ第1期での「幼魚と逆罰編」エピソードから因縁だった相手を倒す活躍を見せた渋谷事変での虎杖は、紛れもなく主人公の風格が出たと言えるだろう。
しかし、渋谷事変が終了した後のエピソードである「死滅回游編」(アニメ第2期の範囲外)では、本作の前日譚であり劇場版アニメにもなった『呪術廻戦 0』の主人公・乙骨憂太や現代に復活した過去の呪術師など、多くのキャラにスポットが当たり始め、出番が激減してしまう。なんと漫画では約10か月の間、出番がなかった。
また、出番の少なさ以外に、そもそも戦力的な面で敵に勝てるのか読者から不安視されている。術式を持たず、徒手空拳で戦う虎杖の戦闘スタイルは、悪く言えばインパクトに欠ける。宿儺や、本作の人気キャラで最強キャラのひとりでもある五条悟などの派手な技を持つ強者と比べると、どうしても実力不足に感じてしまう。
それでも『呪術廻戦』の主人公が彼であることに変わりはない。多くのファンが願っているように、大幅なパワーアップを果たした虎杖が活躍する展開を期待したいところだ。
ABEMAでは呪術廻戦の第2期が30日午前9時10分から一挙無料放送される。