前澤友作氏、宇宙服を2年間洗わなかった理由語る「宇宙の香りが残っているかもしれない」

実業家の前澤友作氏が29日、都内で行われたドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』初日舞台あいさつに登壇した。

舞台あいさつに登場した前澤友作氏【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した前澤友作氏【写真:ENCOUNT編集部】

映画『僕が宇宙に行った理由』初日舞台あいさつ

 実業家の前澤友作氏が29日、都内で行われたドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』初日舞台あいさつに登壇した。

 日本人初の民間人宇宙飛行士として国際宇宙ステーション(ISS)への渡航した前澤氏。地球に帰還したのは約2年前と話すと、「地球に帰ってきてから宇宙服を一度も洗っていないんです。宇宙の香りが残っているかもしれないと思って」と懐かしそうに語るが、「でも久々に袖を通したらきつくなっていて……3~4キロ太ったかもしれません」と苦笑いを浮かべていた。

 本作は、前澤氏が、過酷な検査やトレーニングを経て宇宙に飛び立つまでの道のりや、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在、地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー映画。

「1番大変な訓練」について聞かれた前澤氏は「椅子に乗ってクルクル回るやつは本当に気持ち悪いんですよ」と苦労話を明かすが、「でも本当に宇宙から見た地球はキレイなんです。特に日の入りと日の出は1日で16回あるのですが、地球と宇宙の境界線は何とも言えない色。ずっと眺めていても飽きないぐらい美しい」と体験者ならではのコメントを寄せた。

 本作を制作したことに前澤氏は「夢とか平和とかをテーマにした映画になりました」と思いを語ると、「夢を持って生きることというのは素晴らしいと改めて思いました。同時に夢をかなえるためには、たくさんの方の協力やサポートが必要。いつも応援してくださった方のおかげです」と感謝を述べていた。

 舞台あいさつには平野陽三監督も出席した。

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