俳優の大泉洋が29日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、今年を振り返った。

　昨年まで3年連続で司会を務め、歌手としては初参戦となる大泉。前半ラストで『あの空に立つ塔のように』を披露する。「娘に『今年は歌手として出ます』と言ったら、『司会の方が気が楽』と言われました。歌うとミスするんじゃないかと心配されています。私も緊張感が高まってきました」と心境を告白した。

　続けて「会う人、会う人、『紅白で歌うのは緊張するんだ』と言ってくる。恐ろしい勢いでプレッシャーかけてくる」とポツリ。親交がある福山雅治からも「よく出るって言ったね」と声マネしながら明かした。

　今年の漢字一文字は「歌」。「ライブや新曲も発表しました。歌の歴史が始まった、歌の年だったなと思います」と振り返った。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ感情を共有していく。司会は、タレントの有吉弘行、俳優の橋本環奈、浜辺美波、同局の高瀬耕造アナウンサーが務める。