乃木坂46が29日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

　乃木坂46は今回で9回目の出場。一方で、今年はメンバーの山下美月は連続テレビ小説『舞いあがれ！』に、久保史緒里は大河ドラマ『どうする家康』に出演した。山下は「今まで乃木坂46を知らなかったという方にも知っていただけて、役名の“くるみちゃん”ってたくさん呼んでいただけました」と喜びを噛み締めた。また、久保も「1年前の紅白の時に、殿である松本潤さんとごあいさつさせていただきました。この一年間は反響の声も多かったです。撮影もしていたこの場所で、乃木坂46のみんなと1年を締めくくれるのがうれしいです」と笑顔を見せた。

　今回披露する『おひとりさま天国』は、5期生の井上和が表題曲で初めてセンターを務めた。井上は「去年加入して、今年出場させていただくのは2回目になるので不安や緊張もあるのですが」と緊張の表情を見せるも「今年はツアーなどでたくさん披露させていただいた曲なので、最後紅白で全国のみなさんと盛り上がれたら」と力強くコメント。

　最後にキャプテンの梅澤美波は今年1年を『新』という漢字で表現。「新体制として挑んできたのですが、着実に力をつけてきた1年だったと思います。メンバー全員で出場するので、盛り上がって締めくくれたら」と気を引き締めた。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ感情を共有していく。司会は、タレントの有吉弘行、俳優の橋本環奈、浜辺美波、同局の高瀬耕造アナウンサーが務める。