故ジャニー氏による性被害の申告者907人、補償金の支払い者数は115人に SMILE-UP.が発表

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は28日、公式サイトを更新し、故ジャニー喜多川元社長による性被害者への補償状況を示した。

SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】
SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】

前回発表から申告者は2倍、補償金支払い者は5倍

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は28日、公式サイトを更新し、故ジャニー喜多川元社長による性被害者への補償状況を示した。

 同社は弁護士3人による被害者救済委員会を設置。「性被害に関する事実確認等が終了した方々に対して個別に補償内容の連絡が行われております。弊社は、補償内容にご同意いただけた方との間で、順次補償金のお支払いに向けた手続きを進めております」と説明した。その上で、下記の数値を記した。

・補償受付窓口への申告者数907人
・補償内容の通知者数163人
・補償内容の合意者数126人
・補償金の支払い者数115人

 同会を設立した後の発表では、9月30日時点で478人から連絡があり、被害を申告して補償を求めているのは325人だった。そして、今月1日には「30人が補償内容に同意し、23人に補償金支払いを完了」などと伝えた。また、元ジャニーズJr.で被害を訴えていたダンサー兼俳優・橋田康は「今月15日に補償金が入金されました」と明かしている。

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