テレビ東京系の連続ドラマ『チェイサーゲーム W パワハラ上司は私の元カノ』（1月8日スタート、月曜深夜2時35分）の記者会見がこのほど都内で行われ、ダブル主演を務める菅井友香、中村ゆりかをはじめ、菊地姫奈、椛島光、花柳のぞみ、うらじぬのが出席した。

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　ゲーム会社に務めるレズビアンの上司と部下の2人の恋愛模様を軸に、元恋人への未練から生まれる屈折した感情の葛藤を描いた恋愛愛憎劇。同局初となるレズビアンを題材としたドラマで、実際にレズビアンの監修のもと、脚本を執筆した。「LGBTQ」や「労働問題」など、社会課題にも鋭く切り込んだ作品という。

　菅井扮（ふん）する春本樹と、過去に恋人関係だった林冬雨（はやし・ふゆ）を演じた中村は、「初めて母親役を演じたり、すごくお芝居をするうえで新しく臨んだこともある。いろんなテーマが詰まった作品なので、注目してほしい」と呼びかけた。

　劇中には、中村が菅井にシャンパンを頭からかけるという衝撃シーンがある。中村は撮影を振り返り「ドキドキしていました。『どうしよう失敗したら……』と緊張していた。でも友香ちゃんは『遠慮しないで大丈夫』と堂々としてくれたので、『じゃあ私も』ってできた。あれは2人の息があっていた」と出来上がりに満足そうな表情。

　菅井も「あのシーンはやってみないとわからなかった。でも、思いっきりやってもらって逆に気持ちよかった。中身もちゃんと炭酸だった。炭酸ヘッドスパみたいな、『爽快～』みたいな（笑）」と楽しんでやり遂げた様子だった。中村は「日常では絶対しないことだから、だからこそお芝居で振り切ってできた。ありがとうございました」と感謝した。

　同シーンを近くで見ていたうらじは「中村さんが役としてクールに演じていたので、あのシーンは結構怖かった。だけど、撮影が終わったらすぐに菅井さんに駆け寄って『大丈夫？　大変だったよね～！』って。これがギャップ、キュンっていうものなのか～って」と感心していた。