YOSHIKIへの名誉毀損で小学館を提訴、1億1000万円の損害賠償求める 本人も「精神的苦痛を受けている」
株式会社ジャパンミュージックエージェンシーは28日、株式会社小学館が発行する週刊誌「女性セブン」等に掲載された記事がYOSHIKIの名誉・信用を毀損するものと判断。小学館に対して、1億1000万円の損害賠償の支払い、記事の削除及び謝罪広告の掲載を求めて、東京地裁に訴訟を提起したと発表した。
「当社に関する記事は、事実無根」と主張
株式会社ジャパンミュージックエージェンシーは28日、株式会社小学館が発行する週刊誌「女性セブン」等に掲載された記事がYOSHIKIの名誉・信用を毀損(きそん)するものと判断。小学館に対して、1億1000万円の損害賠償の支払い、記事の削除及び謝罪広告の掲載を求めて、東京地裁に訴訟を提起したと発表した。
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ジャパンミュージックエージェンシーによると「小学館は、週刊誌『女性セブン』及びウェブサイト『NEWS ポストセブン』において、2018年から現在に至るまで5年以上にわたり、繰り返し、複数の記事において、当社がロックバンド『X Japan』の各メンバーとの契約においてその報酬の支払いをしていない旨の記事を掲載しております。これらの記事により、X Japanの活動も阻害され続けてきました」と報告。「直近においても、女性セブン2023年11月23日号に掲載された記事は、X JapanのメンバーであるHEATH氏が急死し、ご遺族の意向として葬儀が終わるまで公表を控えてほしいとされていたにも拘わらず、それを知った上でその内容を記事にすると共に、当社及び当社がマネージメントを行うアーティストであり、X JapanのリーダーでもあるYOSHIKIを攻撃する内容の記事を掲載するものであって、故人及びそのご遺族の感情をも蔑ろにするものであり、もはや見逃せないものと判断しました」と説明した。
続けて「これらの当社に関する記事は、事実無根であり、当社のみならず、YOSHIKIの名誉・信用を著しく毀損するものであるため、本日、小学館に対して、1億1000万円の損害賠償の支払い、記事の削除及び謝罪広告の掲載を求めて、東京地方裁判所に訴訟を提起いたしました」と記した。
最後に「なお、YOSHIKIの活動は日本国内にとどまらず海外においても広く行われているところ、小学館の掲載した記事は、YOSHIKIの海外における活動にも支障を生じさせていることから、海外においてYOSHIKIのマネージメントを行う米国法人においても、法的措置の検討を開始いたしましたことをお知らせいたします。また、YOSHIKI本人もこれまでの繰り返し掲載された記事によって多大なる精神的苦痛を受けていることから、本人としても訴訟を検討していることも申し添えます」と強く訴えた。