貴景勝、力士を目指したきっかけは朝青龍 幼少から「格闘技でご飯食べようと決めていた」

大関の貴景勝が27日、都内で行われた「ジェラート ピケ 貴景勝関 化粧まわし贈呈式」に出席した。相撲のキャリアなどを振り返った。

贈呈式に登壇した貴景勝【写真:ENCOUNT編集部】
贈呈式に登壇した貴景勝【写真:ENCOUNT編集部】

タパレス倒した井上尚弥は「純粋にカッコいい」

 大関の貴景勝が27日、都内で行われた「ジェラート ピケ 貴景勝関 化粧まわし贈呈式」に出席した。相撲のキャリアなどを振り返った。

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 9歳から相撲を始めた貴景勝関。力士を目指したきっかけを問われて「『格闘技でご飯を食べていこう』と小さい頃から思っていた。極真空手をずっとやっていたので、プロボクサーを目指すか、大相撲の世界……という2つの大きな選択があった。(考えた末に)相撲のほうを選択した」と述懐。

 相撲を選択した理由について「相撲大会とか出たことがあって、相撲のほうが親近感がわいた。極真空手をやっていたので、もちろんその路線でキックボクシングとかそういう路線に行こうかなとも思った。でもやっぱり当時の力士がカッコよくて。裸一つで勝って行く姿を見て『あぁ、お相撲さんってカッコいいな』と思って、力士を目指しました」と話した。

 当時憧れていたのは「朝青龍関が全盛期のときで。あの力強さというのは、小さいときの自分からして、カッコいいなと純粋に思った。それで相撲を始めました。(小学)3年生から」と話した。

 幼少時から振り返って、勝つプレッシャーに押しつぶされることはなかったかと問われて「試合に負けるプレッシャーよりも、父親に負けて怒られるプレッシャーのほうが強かった」と笑った。

 また、もし生まれ変わったら「プロボクサーになりたい」などと別格闘技でのキャリアを希望。「昨日直近で、井上尚弥選手がもう……もうすごい本当にカッコいい。純粋にカッコいい」と難敵・タパレスを倒して4つのベルトを体に巻き付けた絶対王者を称賛した。

 イベントには、相撲好き女子「スー女」のパイオニアとしても知られるタレントの山根千佳も出席。貴景勝関には、ルームウェアブランド「ジェラート ピケ」のピケベアが施された化粧まわしが贈呈された。さらに、全長約1.9メートルの巨大ピケベアもサプライズ贈呈された。

次のページへ (2/2) 【写真】巨大ピケベアを軽々と持ち上げる貴景勝
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