俳優の田中圭が26日、都内で行われたドラマ『おっさんずラブ』前作一気見上映会に林遣都らとともに出席。作品への思いを明かした。

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“平成最後のピュアラブストーリー”と言われ、国内外で社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』から5年。続編『おっさんずラブ-リターンズ-』（来年1月5日スタート、毎週金曜午後11時15分）では、アラフォーになった“はるたん”こと春田創一（田中）と、シンガポール転勤から帰ってきた牧凌太（林）の“夢の新婚生活”が描かれる。

　この日のイベントは全国40の映画館に中継。キャストが登場するやいなや大歓声が響き渡り、続編を待ち望んでいたファンの喜びを全身に浴びた林は「こんなに声援を浴びることないので、今全身が冷たくなっている。現実世界にいないような。でも、とっても幸せ」と語った。

『おっさんずラブ』は海外でもリメイク作品が制作されるなど、人気は国内に限ったものではない。田中は「たくさんの方に愛されていて、応援され続けている作品。当然僕たちも自覚している。みなさんの思いが届いております。ここまで愛してもらえている自覚がある僕たちが、満を持して全員そろって撮影している」と話した。

　年明けに放送を控えたドラマ第1話は「期待に必ず応えられる作品だと思うし、期待以上のものになっている。みなさんに恩返しできるし、もっとこの『おっさんずラブ』という世界を愛してもらえるんじゃないかと自信の1話になっていた」と胸を張り、「最高の作品を、最高のみんなと最高のみなさんに届けるために頑張ります」と意気込んだ。

　この日、ドラマ冒頭が上映されるコーナーも。登場キャラクターの行動に合わせてファンが歓声を交えて鑑賞すると、その姿に林は「もう感動しちゃって。すごいドラマなんだなと思って。声に出して1つひとつの瞬間に反応してもらうことない」と“愛”に触れ、涙を流す場面もあった。

　上映会にはそのほか、眞島秀和、大塚寧々、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉も参加。なお、出席予定だった吉田鋼太郎、内田理央は体調不良により欠席した。