新日本・棚橋弘至、レスラーと社長業の両立に自信「同時にやってこそ逸材」「疲れないので大丈夫」

プロレスラーの棚橋弘至が26日、都内で行われた新日本プロレス新社長就任記者会見に出席。社長としての抱負を語った。

会見に出席した棚橋弘至【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した棚橋弘至【写真:ENCOUNT編集部】

藤波辰爾以来、19年半ぶりの選手兼社長

 プロレスラーの棚橋弘至が26日、都内で行われた新日本プロレス新社長就任記者会見に出席。社長としての抱負を語った。

 新日本プロレスは23日に新たな役員人事を発表し、棚橋が代表取締役社長に就任することを報告。棚橋は社長就任を受け、「プロレスラー生活を送っていく中で、新日本プロレスの社長になることが僕の夢となり目標となっていました。それがかなってうれしく思っています」と笑顔を見せ、「東京ドーム大会を超満員にする」「地方でのタイトルマッチを増やしていく」「スポンサーとのパートナーシップの強化」の3つの目標を発表した。

 2004年まで社長を務めた藤波辰爾以来、19年半ぶりの選手兼社長となる棚橋は、11月にオーナーから打診があったことを説明。レスラーと社長業の両立については、「同時にやってこそ逸材」と胸を張り、「こればかりは続けてみないと分からない。周りにサポートしてくれる心強いメンバーがいる。僕はなにより疲れないので大丈夫です」と自信をみなぎらせた。

 選手としての活動について、「現役生活についても考えているところはあります」と吐露し、「まだIWGP世界ヘビーのベルトを巻いていないので、それが僕の目標、モチベーションになっています」とコメント。「プロレスは社長を殴れる唯一の競技だと思っている。集中的に狙われるかもしれませんね」と笑顔を見せていた。

 棚橋は、1976年11月13日生まれの47歳で、立命館大卒業後の99年に新日本プロレスに入門。IWGPヘビー級王座に何度も輝き、第56代IWGPヘビー級王者時代には、当時の歴代最多防衛記録であるV11を達成。東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞MVPを4度獲得し、日本のプロレス界をけん引してきた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください