Sexy Zone、東京ドームで改名前最後のライブ 菊池風磨「誇りを持ってここに立つことができている」
佐藤勝利「また東京ドームで会えたら」
「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterII in DOME」12月25日公演のあいさつ全文
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◯中島健人
「東京ドームにお越しの5万5000人のセクシーラバーズ、本日はSexy Zoneのドームツアー『Chapter II』にお越しいただき、本当にありがとうございました。聖なる夜に俺らセクシーを選んでくれてありがとう。この景色を待っていたというか、Sexy Zoneという名のもとでこのステージに立つのも限られてきている、そんな中で今こうして東京ドームという最高のステージで僕らとセクシーラバーズが結ばれていることに、心から感謝しています。この12年間でSexy Zoneが結成されて、元は1人1人がちがうジュニアのグループに入っていた中でデビューが決まって『どうしてこのメンバーなんだろう』と、10代の自分には葛藤(かっとう)がありました。時間と経験と、そしてお互いの友情がだんだんとかたまって、Sexy Zoneというグループで、東京ドームにたどりついちゃいました。
僕中島健人自身も、人生でいいことも悪いこともあります。あの、完璧で究極に見えるけど(笑)。そうしてくださっているのは、みなさんなので。僕自身は、実は普通の人間らしいところがたくさんあって、いろんな仕事をして、いろんなプライベートの時間がある中で全部セクシーラバーズがいやなことも忘れさせてくれる。だから、もしかしたら、俺らよりもみんなの方が完璧なアイドルかもしれないです。……このマイク持つ? この衣装着てみる? そして、俺と一緒に歌ってみる(笑)? こういう自分の言葉一つを愛情として受け取ってくれるセクシーラバーズが、俺は大好きです。俺の20代最後のツアー、そして、20代最後のクリスマスをみんなに受け取ってもらいました。同時に、この20代最後の季節をこのメンバーと過ごせてうれしかったです。Sexy Zoneという名前も、一度次なるフェーズに向かいますが、次なるフェーズでもかがやかしい未来・熱い絆、そしてセクシーラバーズとの結ばれた愛情を未来へも一つ一つつなげていこうと思っています。アイドルの神様がいるなら、言わせてください。まずは一つ、メリークリスマス。そして、最後にひとつ。セクシーサンキューフォーエバー」
◯佐藤勝利
「本日は本当にどうもありがとうございました。たくさんの拍手をありがとうございます。去年は初めてドーム公演をやらせていただいて、今年は3大ドームにステップアップすることができました。ありがとうございます。最初はホールから始まって、アリーナができるようになって、全国ツアーができるようになって、一歩一歩ステップアップしていって、『なかなかドームにたどりつけないな』って思いながらやっていた活動の日々でもありました。でも、やっと去年立てたから、次があると思ってやらないと心に決めて、『掴んだチャンスは絶対に離さないぞ』って心に決めて、全力で挑みました。それは、今日今年も一緒です。魂をぶつけました。思いは届いているでしょうか? 僕たちにとって当たり前じゃなかったから、この景色だってすごいものを見せてもらっていると思うし、拍手と歓声の一つ一つに感謝しています。
最近はいろんな不安がある中で、こうやってライブに来てくれたり、応援してくれたり、感謝しています。時には泣きたくなるときもあると思います。それをこらえて応援してくれていると思います。でも、泣きたいときは我慢しなくていいし、その泣き顔を、僕たちSexy Zoneが笑顔に変えていくので、また東京ドームで会えたらなと思います。約束です。今日はクリスマスです。メリークリスマス。本日は本当にどうもありがとうございました」
◯松島聡
「本日はありがとうございました。どうも、Sexy Zoneの松島聡です。『Sexy Zoneの松島聡です』って言えるのもあとわずかとなってしまったので、今あらためて言いました。今日はクリスマスというすてきな日にみなさんと会えて、うれしかったです。たくさんのこの景色を見てきましたけど、何回見ても飽きない。そして、ここから見ている景色をみんなに共有したいなと思うくらい、とてもきれいな光景です。
毎回ライブのあいさつのときに、何をみんなに伝えたらいいのか、何を自分は一番伝えたほうがいいのか、いろいろ考えるんですけど。今日は僕が大事にしている言葉『自分らしさ』を大事にしてほしいということをみんなに伝えたいなと思いました。今日びっくりしました。会場を見ていたら、いろんなファンの方がいらっしゃって。家族で来ている方もいれば、おじいちゃん・おばあちゃんやお父さん・お母さんと来ている方もいて、『あ、この12年でいろんな方に応援してきてもらっているんだな』っていう愛情を間近で感じたと同時に、『昔から応援してくれているファンのみなさんは新しく応援しに来てくれたファンの方を大切にしてほしいなぁとも思うし、仲良くしてほしいなぁ』とも思うし。そして、この会場だけじゃなくて普段日常生活でも自分の隣にいる人だったり、家族だったり、側にいる人って当たり前になってきてしまって感謝を忘れがちだと思うんですけど、そういうときもこういうクリスマスとかの日に『いつもありがとう』って一言言えるだけでも、すてきだなと思います。僕らはいろんな言葉を届けることができるけど、みんなの言葉をもらえるのってSNSとかこういう会場でしかもらえないから。今日はちゃんとみんなにも『ありがとう』、そして『自分を大事にしてね』っていうことを伝えたかったので、こういうメッセージを届けました。みんな、いつも応援してくれてありがとう。そして、すてきなクリスマスをありがとう。大好きです。これからも応援してください。ありがとうございました」
◯菊池風磨
「みなさん、本日は本当にありがとうございました。メンバーからもあったように、冒頭からもあったように、Sexy Zoneとしては最後のライブツアーになります。“Sexy Zone”と初めて聞かされたときのあの日の衝撃はいまだに忘れることなく、ある種トラウマとして深く刻まれております(笑)。みなさんも同じだったかもしれません。そのときは僕たちに興味がなかったかもしれない。その時は知ってくれていたかもしれない。ただ、そんな新たな5人組が『Sexy Zone……?』。ある国では、漢字三文字“性感帯”とされ、ある国の少年のメンバーは『学校に行くのが恥ずかしい』と言っていました。そんなSexy Zoneがですよ。こうしてみんなに支えられて、いつの日にか5万5000人が一堂に会するようになって。
今日ここに来られなかった人たちも、みんな僕たちに声援を向けてくれて。その僕たちとみんなをつないでいるのが“Sexy Zone”だと、その名前だとするなら、僕は本当に今誇りを持ってここに立つことができています。『これが最後のライブなんだなぁ』とか、『これが最後のリハーサルなんだなぁ』とか、『Sexy Zoneとしての自分たちはあとどれだけ、どれほどの時間が残されているのかなぁ』ってそんなふうに思いながら、ここ数か月を過ごしておりますが、ただやっぱりこうやってみなさんの前に立つと、そんなネガティブな気持ちは一度忘れて、本当に夢のようなひとときを過ごさせてもらっています。ありがとうございます。永遠なんてきっとないんですけど、でも、永遠を信じられる、そんな僕たちでいたいなと、いてほしいなと心から思っています。時間にしばられず、限りなく僕たちの思い出はこの12年間はみんなの胸の中にあります」