板垣瑞生、デビュー10周年記念写真集に自信「めちゃくちゃヤバい」 “痛み”に直面した2023年も回顧
俳優の板垣瑞生が25日、都内で『板垣瑞生写真集 One Scene』(主婦と生活社)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
写真集の撮影はタイ
俳優の板垣瑞生が25日、都内で『板垣瑞生写真集 One Scene』(主婦と生活社)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
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同写真集のテーマは「ワンシーン」。数々の役を演じてきたワンシーンの積み重ね、そして板垣自身も役者デビュー10年という月日も生きてきたワンシーンの積み重ねという意味が込められている。撮影はタイで行われ、強い日差しの中、解放された素顔や飾らない笑顔はもちろん、今まで見せることがなかった切ない表情など、板垣の「ワンシーン」が詰め込まれ、10周年を迎えた心境を語ったインタビューも収録されている。
完成した写真集を手にし「発売できたことがめちゃくちゃうれしいです。いろんなドラマがあった撮影だったので、そういうリアルなドラマも含めつつ、タイのリアルな美しい情景だったり、タイに行った日本人をどんな風に写真に収めたらかっこよくなるのかというところを追求させていただきました」と発売を喜び、「実際めちゃくちゃヤバい写真集ができたので、これからタイに行く人にも、タイを味わってみたい人にも手に取っていただきたい1冊です」とアピールした。
お気に入りには、タイのホテルで撮影した写真を挙げ「ホテルに入った瞬間に撮影クルー絶対のテンションが上がって、写真を撮れば撮るほど面白くなる環境で、照明の色味とかも普通のホテルにはないような感じで、映画のワンシーンを切り取ったような、幻想的な世界観になって、自分の表情込みで1番タイっぽい感じを伝えられたのかなと思ったのでお気に入りです」と紹介し、写真集の出来栄えを聞かれると「132%です。13という数字が好きなのと、2はピースです」と満足げな表情を浮かべた。
また、デビュー10周年イヤーだった今年を振り返っての感想を求められた板垣は「痛みの先にも意味がある年だったなと思います。どうしたって(痛みに)直面しなきゃいけない年ってあるじゃないですか。それに向き合うことによって成長できた自分がたくさんいたので、試練や痛みに感謝です」とコメントし、その意味を追求されると「例えば友だちの知らない一面を見たときに、受け入れることがすべてじゃないけど、すべて受け入れてあげたほうが自分のためにも、その人のためにもなるなって。それはその人に優しくするのではなくて、その人にその一面があった上で、その人に何をしてあげられるかということを考えられるようになって、その人が周りからもっと愛される方法を、友だちの自分が考えて行動できたらそれだけでいいかなって。だからすべてを受け入れようと思った年でした」と熱く語った。
そして、来年の抱負を聞かれると「いま日本が水色だなって思うんですよ。みんな急いで働いていて、どうにか日本という国をよくしたいと一人ひとりが頑張っていて、僕はすげー頑張っている日本人を見ているので、そういう人たちが見て“水色の世界だけどオレンジ色のものってあるんだな”って思うような、その中に希望ってあると思うので、そういう人たちが安心できるような作品を作りたいと思っているので、ぜひ来年も僕の作品を見てください」とお願いした。