石原さとみの3年ぶり連ドラ復帰作に亀梨和也が出演 ドラマ初共演に「何か意味があるのかな」
俳優の石原さとみが主演を務める2024年4月期のテレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』(火曜午後9時)に、KAT-TUNの亀梨和也が出演することが25日、発表された。亀梨がテレビ朝日のドラマに出演するのは9年ぶり、石原とはドラマ初共演となる。
20年の時をかけたサスペンスラブストーリー
俳優の石原さとみが主演を務める2024年4月期のテレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』(火曜午後9時)に、KAT-TUNの亀梨和也が出演することが25日、発表された。亀梨がテレビ朝日のドラマに出演するのは9年ぶり、石原とはドラマ初共演となる。
石原演じる主人公の西村奏(にしむら・かなで)は「横浜地方検察庁」中央支部の検事。中学生の時に移り住んだ、長野県の大学で出会った4人の仲間と共に、苦楽を共にする一方、生まれて初めての「青春」を謳歌(おうか)し、その絆を深めていた。しかし、司法試験資格のためのロースクール入試を間近に控えたある日、事件が。
そこから12年の月日が流れ、舞台は長野から横浜へ。35歳となった奏の前に、事件以来、消息不明だった同級生が現れ、再び“過去”と向き合うことに。20年の時をかけたサスペンスラブストーリーが描かれる。
亀梨が演じるのは、奏の大学の同級生であり、初恋の相手でもある野木真樹。横浜の名家で生まれ、父は有名弁護士。幼い頃、母が出て行って以来、父との折り合いが悪い。父への反抗心から、勝手に長野県の国立大学の法学部を受験し、家を出る。人懐っこい笑顔となれなれしい態度の人気者だが、今まで心から好きになった人はいない。大学2年の夏、試験のとき、隣に座っていた奏と出会い、いつしか自分の友だち3人を含めて仲良くなる。仲間たちと青春を謳歌(おうか)する中で、一見地味で目立たないものの、どこか自分と同じ匂いのする奏を初めて本気で好きになる。その後、仲間たちには内緒で奏と付き合い始めるが、ある死亡事件を機に、突然消息不明に。12年後、検事になった奏の前に現れ、再び過去の事件と向き合うことになる。
ドラマ『セカンド・ラブ』(2015年)以来のテレビ朝日ドラマ出演となる亀梨は「そのときにご一緒したプロデューサーの中川さんにお声掛けいただき光栄でした。“20年の時をかける”という壮大なスケールと、主演が石原さんとうかがい、『ぜひ頑張らせていただきます!』という感じでした」とオファーの瞬間を述懐。
石原について「バラエティー番組などでご一緒したことがあるんですが、柔軟性の中に、しっかりものごとと向き合っているからこその意見や熱量をお持ちの方だなと思っていました」と表現し、「お互い“役者業”に長年携わってきた中で、いま初めてお芝居でご一緒できることに何か意味があるのかなと感じました」とコメントした。
また共演して「実際にご一緒すると、イメージ通りで、リーダーシップと熱量をもって誠実に作品に向き合っておられるので、非常に説得力がありますし、身を委ねてしっかりついて行こうと思える素敵な俳優さんだなと実感しました。そして、すごく人としての温もりや柔らかさも感じさせていただいているので、最初の印象がさらに深まっているところです」と感想を明かした。