上沼恵美子、古舘伊知郎が28年ぶりテレビ共演 『紅白歌合戦』が原因で犬猿の仲とうわさも

タレントの上沼恵美子と古舘伊知郎が紅白歌合戦以来28年ぶりにテレビで共演することが23日、分かった。2024年1月4日放送の読売テレビ『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』(午後11時59分)に出演する。

上沼恵美子【写真:(C)読売テレビ】
上沼恵美子【写真:(C)読売テレビ】

2024年1月4日放送の『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』に出演

 タレントの上沼恵美子と古舘伊知郎が紅白歌合戦以来28年ぶりにテレビで共演することが23日、分かった。2024年1月4日放送の読売テレビ『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』(午後11時59分)に出演する。

 上沼とお笑いコンビ・ニューヨーク屋敷の初MCタッグの同番組。世の中のさまざまな議論・話題を「あなたならどうする?」という3択問題にして出題。正解はなく、問題や回答について、MCとパネラー陣が“ああだこうだ”言い合う番組だ。パネラーには、嶋佐のほか、ダイアン・津田、菊地亜美、ゆうちゃみ、INIの佐野雄大、古舘が登場する。

 上沼と古舘は1994年と95年にNHKの『紅白歌合戦』でともに司会を務めたことが原因で、犬猿の仲とうわさされていた。だが、昨年、古舘が上沼に謝罪したといういきさつが。古舘は「全面的に僕が悪かったですから」と紅白について改めて平謝りするが、上沼はすかさず「思ってないくせに」と口撃。そんな2人に挟まれた位置に座る嶋佐は「ちょっときついって!」と早くもタジタジに。

 最初の問題では、番組タイトルにもなっている「もしも、愛するパートナーがゾンビになったらどうする?」。回答は、「(1)回復を信じて閉じ込めておく (2)噛まれて自分もゾンビになる (3)殺す」の3つから、パネラー陣がいずれかを選ぶ。半数以上が「回復を信じて閉じ込めておく」を選択するが、上沼は「これ、3択か? 『殺す』しかないやろ」と即答。この問題を機に上沼が夫への感情を爆発させる。そんな中、再び紅白歌合戦に話題を戻した上沼は、またも古舘に当時の恨みつらみをぶちまける。止まらない上沼節に、嶋佐は「紅白ゾンビみたいになってる……」とおののき、1問目から早くも波乱の予感が漂う。

 続いての「憧れのイケメン先輩との初デート……しかし、彼のある行動で冷めてしまった。その行動とは?」という問題が出題された際には「異性の支払いの仕方」という話題を発端に、上沼が意外にも支払いにPayPayを利用していることが判明し、衝撃の入金額が明かされる。

 さらに「次の炎上発言のうち、最も許せないものは?」という問題では、屋敷、菊地、津田の過去の炎上発言が3択として出題される。津田の炎上発言には上沼も「津田最低!」「絶対言うたらアカン」とカンカン。「本当に後悔してるんです」と反省しきりの津田は事件の顛末(てんまつ)を語るも、延々と上沼に叱られ続ける始末。そして、炎上といえば上沼自身がかつて『M-1グランプリ』の審査を巡る暴言騒動に巻き込まれた経験を振り返り「あれ誰が言うた?」と当時の事件を回想。大慌てのニューヨークをよそに思いの丈をぶちまける。

 以下、収録後の感想。

○上沼恵美子

「ラジオみたいに話したいこと全部話しました。古館さんがいたら、落ち着くというか元戦友やから気が許せるというのか、いろいろ言いやすいのでいらんこともいっぱい喋ってしまいました。無茶苦茶でした(笑)。観覧に来ていただいたお客さんもすごく素敵で、観客の前で収録するのは久しぶりだったんですけど、やっぱり良いなあと思いました。生の舞台はとても嬉しかったです」

○ニューヨークの嶋佐和也、屋敷裕政&上沼恵美子

嶋佐「番組全体が面白かったです。そして収録中はずっと上沼さんと古館さんが喧嘩してました(笑)。最後までずーっとしてました。その間にちょうど僕が座ってたので、目の前で2人の掛け合いを生で見れたのは本当に貴重な体験でした」

屋敷「格闘技の試合みたいやったもんな」

嶋佐「大物2人の生喧嘩を見させて頂いた」

上沼「でも喧嘩できるようになっただけでもすごい事よね、冷戦でしたから。すごく楽しかったです」

○屋敷裕政

「ライブ感が物凄い収録でしたね。お客さんが70人来られてたんですけど、そこに1400人以上の応募があったのも頷けるというか、そりゃ生で見たいやろうなと。どこまで使えるかわからないような話もいっぱいあって有料でもおかしないというか、これが地上波でタダで見れるんやっていう感じですね。絶対放送も見ようと思ってます。あと、上沼さんとタッグ組ませて頂いたことは人生最高の思い出になりました」

○古館伊知郎

「『報道ステーション』の時は、政治家さんと生でバトルみたいなものが期せずしてあったんですが、バラエティの中ではあまりなかったので、あの天下の上沼恵美子さんのツッコミを受けながらのバトル、というより応酬する感じ、ラリーがものすごく気持ちよかったです。古館が苦手な方も上沼さんのおかげで違う味が出ているからぜひ見て欲しい。そして、上沼さんの私への対応と、INIの毛穴が引き締まった佐野さんへの対応は明らかに違う! この辺の番組内格差も見てもらいたいです(笑)」

次のページへ (2/2) 【写真】上沼恵美子&古舘伊知郎の2ショット
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