Sexy Zoneの菊池風磨、お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政と嶋佐和也がMCを務めるフジテレビ系『超絶限界～ソコまで見せる！？大百科～』の2時間スペシャルが、26日午後7時から放送される。スタジオ収録を終えた菊池とニューヨークが囲み取材に応じ、収録の感想や2023年を振り返った。

――収録を終えての、率直な感想を聞かせてください。

菊池「またこうやって集まることができて、うれしかったです。リフォームも食べ放題も身近な話なので、『自分もこれやりたいな、あれやりたいな』と刺激を受ける2時間でした」

屋敷「久しぶりに集まったんですけど、毎週収録しているかのような空気でできましたね。スタッフさんも含めて、チームワークができあがっているんだなって感じました。VTRも今までもやってきた企画ではあったんですけど、各企画の集大成っていうくらいすてきでした。すごく面白かったです」

嶋佐「年末にスペシャルをやらせてもらえることがうれしいですね。食べ放題企画には、まさかの超大物女優のお2人にも参戦していただいて、企画を無視するかのような雰囲気がとても面白かったです。大家族企画も家のリフォームは見ていて気持ちよかったですね。最後は感動もしましたし」

――3人は久しぶりに集まったとのことでしたが、雰囲気はいかがでしたか。

屋敷「あまり久しぶりな感じがしなかったです。先日福岡の劇場に行ったときに、隣のPayPayドームでSexy Zoneがライブをやっていて、女の子が長蛇の列に並んでいる中を僕1人で歩きました。でも、スターが横にいる感じは一切しなかったですね」

菊池「なんてこと言うんですか。PayPayドームでやったら、もう大スターになりますから！」

屋敷「でも、ドームツアー真っただ中でしんどいときやのに、そんな感じもなかったですし、体力あってすごいなとは思いました」

――菊池さんは、その日にニューヨークのお2人が隣でやられていたことはご存知でしたか。

菊池「知っていました。嶋佐さんからご連絡いただいていたので『あさって一緒ですね』って話していて、うれしかったです。でも、お2人が出演している他の番組が好きで、一方的に見ていたので時間が空いた感じはしなかったです」

屋敷「俺も、風磨くんがシソンヌの長谷川（忍）さんと番組に出ていて、長谷川さんが風磨くんの相方みたいな顔してるとき、ちょっとイラついてました。『俺、風磨とやってます』みたいな顔」

嶋佐「あの人すぐそういう顔するからね（笑）」

菊池「でも、それで言うと、逆にお2人がなにわ男子とかジュニアと共演していると『今のは別にニューヨークの2人がツッコむべきところではないと思うけど』って思ってますよ？」

屋敷「俺ら、むちゃくちゃ尻軽いからね。男性アイドルとかJO1とかINIとかに引っ付いてるからね」

菊池「そうなんですよ。そういうの見るとちょっとやきもきしますね」

屋敷「そう思ってくれるのはうれしいね」

――ニューヨークはSexy Zoneとなにわ男子のどちらかを選ぶとしたら、どちらですか。

嶋佐「どっちも好きなんですよ、ほんとに。選べないです」

菊池「まぁ、選んでいいことないですから（笑）」

――そんな3人でのMCも回数を重ねてきましたが、「息が合っているな」と実感する瞬間はありますか。

屋敷「誰か1人が使えなさそうなボケをしたときに全員で乗っかるっていう悪いクセは出てましたね。ある意味“息が合ってる”みたいな」

嶋佐「今日も、ちょっと下ネタっぽい話題になったときに『あー、多分風磨くん言うだろうな。俺も言いたいな』って思っていたら、俺より先にちゃんと言っていました。そういうのはありますよ」

菊池「僕も同じ瞬間で『すいません、嶋佐さん、ちょっと言わせてもらいます』って思ってました。“あうんの呼吸”がそこにはありましたね。心の会話ができていたんですね」

屋敷「やっぱそういうチームワークはね、スタッフさんも含めてあると思います。『いつでも準備はできているぞ』という気持ちです！」

菊池「ださ（笑）」

――大家族の企画では大掃除のシーンもありました。みなさんが大掃除で捨てたいものを教えてください。

菊池「僕はもう普段から捨てられるので、ないですね」

屋敷「見習いたいよね。なんでもないものは捨てられるんですけど、もらったものが捨てられなくて」

菊池「あ、写メがいいですよ。どうしても迷ったら、写メを撮っといて捨てます」

屋敷「なるほど！」

嶋佐「僕は知り合いから服をいただくんですけど、クローゼットが大きくないから安い値段で売っちゃうんですよね。後輩にあげたりしてる？」

菊池「たまにあげますよ」

嶋佐「あげるんだ！　『本当はそんなに欲しくないのかも』とか思っちゃうんだよな」

菊池「僕も自分からは言わないです。言われたらあげます。でも、言われてないんですよね？」

嶋佐「言われてない。でも先輩とかがくれるのかっこいいじゃん」

菊池「言われていないなら、いらないんだと思います。売って大丈夫です（笑）。僕らで言うと、木村（拓哉）さんが会社に置いていってくれますよ」

嶋佐「そりゃ、キムタクの服はなんでも欲しいよ」

屋敷「キムタクは欲しいけど、シマカズの服はいらんやろ」

――大家族の企画そのものはいかがでしたか。

屋敷「今までで1番リフォームしがいのある家だったと思います。広いし、『何回かロケやってるんちゃうか』っていうぐらいリアクションも良かったですし。感動しました」

菊池「楽しそうでしたよね。12人で雑魚寝しているのとか。部屋を区切ることはうれしさと寂しさがあるんじゃないかなと思ったんですけど、全然寂しくないみたいで、それはそれでよかったです」

嶋佐「お子さん10人ってすごいですよね。喜んでくれて良かった。きれいになっていく映像も見ていて気持ちよかったですし、ロケも行きたいです」

屋敷「服いっぱい持って行くとか？」

菊池「いいじゃないですか、決まった！」

嶋佐「いや、そんなにないよ（笑）」

――食べ放題企画も見ごたえがありました。もし3人で“超絶食べ放題チャレンジ”するとしたら、誰が一番元を取れそうですか。

嶋佐「風磨くんじゃない？」

菊池「そうですね、めちゃくちゃ食いますね」

屋敷「僕と嶋佐は小食なので、全然だめです。多分つくね3つとかでお腹いっぱいになります」

嶋佐「1日1食の日とかもありますもん」

菊池「僕は結構いけると思いますね。元を取れるかって言うと……炭水化物が好きなんですけど、そっち食べ始めちゃうともう終わりじゃないですか」

屋敷「ガラッと変えて、飲み放題で元取る企画にするとか」

菊池「それはそれで命をかけた戦いになりますね」

――今後はいってみたいロケを教えてください。

屋敷「海外でフランス料理の食べ放題とかやりたいです。つらいのはNGで」

菊池「つらいのはもうNGですね」

嶋佐「ドイツ人の大家族のリフォームを手伝うロケしたいです」

屋敷「ドイツ行きたいだけやん。『ドイツのエロい店がいい』ってどっかで聞いたから」

嶋佐「違う！　海外の大家族って見たことなくない？」

菊池「あ、カジノの超絶限界とか良くないですか？　自腹でカジノに挑むのとか。お金欲しいお父さんを集って……」

屋敷「そんなん夢物語やねん」

――スペシャルの放送日は12月26日と年末になります。皆さんの2023年はどんな1年でしたか。

嶋佐「僕個人としてはいろいろやらせてもらって充実しました。あとは、初めて長期休みを春と秋にとって、芸人仲間とフィリピンとか石川に旅行したんです。海外ロケも2回くらい行って、楽しかったです。だから、超絶限界でもまた行きたいですね」

屋敷「YouTubeの企画で1年を振り返ったんですけど、プライベートも仕事も『だいぶ充実してるやん』ってなりましたね。風磨くんは働きすぎた。ドラマ主演とかCMとか、やりすぎ」

菊池「グループとしてCDを3枚出せて、アリーナとドームツアーできたんです」

屋敷「やば、すごい！　ドラマは何本やったの？」

菊池「今年オンエアされたのは5本ですね」

屋敷「マジで？　バラエティーもめっちゃ出てるイメージあるし、すごいわ。働きすぎ」

菊池「目まぐるしかったですね。アウトプットが多かったので、インプットしなきゃなとは思っています。みんなで旅行とかも楽しそうですよね。でも、気軽に誘える後輩がいないんですよ。ただ、一人だけ松田元太っていう後輩ができたので、次からは誘おうと思います」

――それでは、最後に視聴者の皆さんに一言お願いします。

屋敷「隔週でのレギュラーが区切りついたのですが、またスペシャルで帰ってきたので好評であってほしいです。VTRもスタジオ収録も楽しかったので、見たことない人にも見ていただきたいですね」

菊池「見応えのある2時間だと思います。あと、僕はちょうど東京ドームの公演中なので……」

屋敷「裏被りやん。その人たちは確実に見られないじゃん」

菊池「なので、その5万5千人の方々はテレビをフジテレビにして、つけっぱなしで来ていただきたいです。あとで録画を見てもらうとして」

嶋佐「あ、たしか僕らも、その日ルミネtheよしもとと被ってるんじゃなかったっけ。だからその400人はテレビつけっぱなしで……」

屋敷「いや、10分しか被らないのよ。それに、俺ら目当てで見に来る人も少ないから」