ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のファイナルが、TBS系で16日に生放送された。デビューメンバー11人が決定した最終投票では順位が変動した。

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　同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。今回は初のガールズグループで、10月5日からドコモの映像配信サービス『Lemino』で配信されてきた。国民プロデューサー（視聴者）による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定する。

　国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド・FTISLANDのメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの仲宗根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導してきた。

（※以下、内容に関する記述があります）

　ファイナルで1位に輝きセンターに選ばれたのは、第3回順位発表でも1位だった元ハロー！プロジェクト・アンジュルムの笠原桃奈。アイドルの貫禄で「国民プロデューサーのみなさん！　出会ってくれたみんな！　保護者のみなさん！　トレーナーのみなさん！　愛してます～」とはっきりとした口調で伝え、「これからも、プロアイドルとして人間としても誇れる自分でいたい」と笑顔で語った。

　今回、第3回順位発表でデビュー圏外の14位にランクダウンしていた山本すずが5位に急浮上。今日12月16日が17歳の誕生日というすずは、カエラに「国民プロデューサーからデビューという誕生日プレゼントをもらいました！　デビュー確定と誕生日、おめでとう！」と祝福されると号泣。「ここまで支えてくださったすべての方に……心から感謝しています。本当に……ありがとうございます」と切れ切れな声で感謝を伝えた。

　さらに、デビュー圏外から第3回順位発表で3位にランクインした村上璃杏は、2位にランクアップ。「今ここに立っている自分だけを信じて、がんばってきた自分を認めてあげたい」と語り、「村上璃杏はこれからも成長していくので、応援よろしくお願いします」とあいさつした。

　また、前回2位から8位に順位を落とした加藤心は、11位で最後のメンバーに。名前が呼ばれると膝から崩れ落ち、「本当に……、私に最後まで諦めずに応援してくださった国民プロデューサーのみなさん、ありがとうございます」と、涙ながらに感謝を述べた。初回から心と共にチームを組み、韓国のガールズグループ・Cherry Bulletとして活躍した心を、ずっと応援してきた桃奈も涙を流して喜んだ。

　11人は『ME:I（ミーアイ）』というグループ名でデビューし、NTTdocomoとのスポンサー契約が決定。午後4時から公式サイトも展開される。以下デビューメンバー。

○デビューメンバー
※（）は第3回順位
1位：笠原桃奈／111万6716票（1位）※デビュー曲センター
2位：村上璃杏／70万305票（3位）
3位：高見文寧／68万6868票（5位）
4位：櫻井美羽／65万5210票（2位）
5位：山本すず／63万1708票（14位）
6位：佐々木心菜／59万3913票（7位）
7位：飯田栞月／59万3457票（10位）
8位：清水恵子／59万1650票（11位）
9位：石井蘭／58万8173票（4位）
10位：海老原鼓／57万7903票（6位）
11位：加藤心／55万2603票（8位)

○12位以下の順位
12位：坂口梨乃
13位：会田凛
14位：加藤神楽
15位：田中優希
16位：釼持菜乃
17位：田中琴
18位：北里理桜
19位：桜庭遥花
20位：高畠百加