宝塚歌劇団、劇団員急死受けて公演回数を削減…チケット払い戻し対応も「問題の要因は他にもあるはず」の指摘
宝塚歌劇団は15日、公式サイトで公演回数を減らすことを発表した。今年9月に劇団員が急死したことを受け、11月に公表した外部弁護士らによる調査報告書の提言に基づいた「過密な公演スケジュールの解消」「新人公演の在り方の見直し」などの対応策で、これらを前倒しして実施するとしている。
公式サイトで発表
宝塚歌劇団は15日、公式サイトで公演回数を減らすことを発表した。今年9月に劇団員が急死したことを受け、11月に公表した外部弁護士らによる調査報告書の提言に基づいた「過密な公演スケジュールの解消」「新人公演の在り方の見直し」などの対応策で、これらを前倒しして実施するとしている。
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【見直しの概要】
○過密な稽古スケジュールの改善を図るために、稽古日数ならびに舞台稽古日数の増加などを実施します。そのため一部公演の初日を変更。
○本公演(宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演)の1週間あたりの公演回数を「週10回」から「週9回」に変更。
○新人公演の在り方の見直しを図るため、2024年1~3月の新人公演は、東京宝塚劇場のみの上演とする(以降はあらためて発表)
これに伴い、来年1~3月の公演のうち、既にチケットを販売している公演(販売間近のもの、宝塚友の会会員先行販売期間中のものを含む)については、日程変更があることを告知。その上で「チケットをお買い求めいただいているお客様には、公演を中止する回が生じることとなり、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」とし、チケット払い戻し方法も示している。
これらの対応について、ネットでは「販売済みのチケットまでキャンセルするのか…」「スケジュールの見直しだけで問題は解決しない」「問題の要因は他にもあるはず」など、厳しい声が相次いでいる。