【PRODUCE 101】トレーナー陣が絶賛したメンバーのパフォーマンス「めちゃくちゃ感動した」
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)のファイナル直前スペシャルが、ドコモの映像配信サービス『Lemino』で14日に配信された。今回は練習生を特訓するトレーナー陣が座談会を開き、もう一度見たいパフォーマンスを振り返った。
全練習生がそろったテーマ曲を見て懐かしむ場面も
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)のファイナル直前スペシャルが、ドコモの映像配信サービス『Lemino』で14日に配信された。今回は練習生を特訓するトレーナー陣が座談会を開き、もう一度見たいパフォーマンスを振り返った。
同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。今回は初のガールズグループ。
国民プロデューサー(視聴者)による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。国民プロデューサーはdアカウントを作成することで1日につき1票、11人まで国民投票が可能。またLeminoのアプリをダウンロードすれば、追加でもう1票投票できる(各日2票)。
国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド「FTISLAND」のメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの仲宗根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導する。
(※以下、内容に関する記述があります)
ファイナルを16日に控え、トレーナー陣は『コンセプト評価』終了後に座談会を開催。サムギョプサルを食べながら、これまでのパフォーマンスの中からもう一度見たいものを振り返った。
仲宗根は、練習生96人(数名辞退)全員がそろってパフォーマンスした『テーマ曲評価』の『LEAP HIGH! 明日へ、めいっぱい!』と、先ほど見たばかりのコンセプト評価の『TOXIC』をチョイス。トレーナー5人はテーマ曲の映像を見ながら「みんないますね」と懐かしがる。仲宗根は「ああ、泣きそうになる。これこそ、“経験がない練習生”。どんだけエンジンかけたか」と涙ぐんだ。YUMEKIが「これがスタートですよね、練習生たちの」と語ると、テルマも「この時、キツかったと思う。けど、みんなで経験した意味があった。この96人にしか作れない作品」と当時を思い返した。仲宗根は「振り返った時に全員とまた会えるという作品なので、pickしました」と、選んだ理由を語った。
練習生のために作られたセクシーでカッコイイ楽曲『TOXIC』は、チーム1位を獲得することはできなかったものの、キレのあるクールなパフォーマンスが話題に。仲宗根も「すぐさま、また見たくなった」と選んだ理由を挙げ、中でも「佐々木心菜のあのピュアさが好き。あのピュアさが、だんだんアーティストになりかけていく。しかも心菜バージョンで」と、心菜の成長を評価した。セクシーさが求められる楽曲に苦戦した心菜は、実力派ぞろいのメンバーの中で石井蘭や佐々木つくしからダンスや表情を学び、急成長。また仲宗根は、「いろんな毒(TOXIC)、“自分の魅力”というコンセプトに挑んで、みんなの毒をひとりひとり、いい感じで出せていた」とチーム全体を高く評価した。
テルマは「いろんなことを含めて私が一番見たい」と、『グループバトル』の課題曲『TOKYO GIRL』(Perfume)のAWAKEチームをチョイス。AWAKEは蘭、笠原桃奈、清水恵子、高畠百加、岡部望々花、川畑蘭華で結成されたチーム。テルマは「Perfumeの楽曲を普通のマイクで歌うって結構ハードルが高い。けど、オリジナリティを出してくれたのが『すげぇ!』ってなっちゃって、プライベートでも何回も見返しちゃった」と明かした。「ここはチームワークも空気感もめちゃくちゃいい。百加はここからボーカルがすごく良くなったの。蘭の(曲終わりの)締め具合もえぐかった!」と興奮気味に語った。YUMEKIも「ここは初回のレッスンからやる気が違って、『やってきました! 見てください』って。めちゃくちゃよかった」と振り返った。
またテルマは、『ポジション評価』のボーカル部門の課題曲『Hero』(安室奈美恵)もピックアップ。歌唱力が評価されている海老原鼓の他、安藤佑唯、飯田栞月、高木舞優で結成されたチーム。映像を見たテルマは「思い出しただけで……」と涙ぐみ、「ここはちょっと、最初、チームの“でこぼこ具合”がすごくて……。気持ちが全然ひとつになれてなかった。でもすごく短期間で成長があったから、思い入れがすごくあって」と語る。「みんなのひとつひとつのメッセージや曲に込める思いっていうのも、すごく素直に音楽に乗ってる」と評価した。また現役音大生で声楽経験者の栞月が、グループバトルの際のクラシックな歌い方から変えてきたことにも注目し、「栞月の成長もね、あの癖(くせ)をあの短期間で直すってすごくない?」と評価。KEN THE 390も「あれを直すのは大変だった思う。あの歌い方で教育されてきてるからね」と、栞月の努力をねぎらった。
YUMEKIはポジション評価でWミッションをかけた難易度の高いダンス『RUN RUN』を選び、「今見ても素晴らしい。このステージからみんな覚醒し始めたんですよ」と評価。特に、未経験ながらセンターに挑んだ荒牧深愛や、ダンスの実力がありながらなかなかセンターになれない悔しさを抱えた田中琴、田中優希らの“覚醒ぶり”に触れ、「ダブルミッションで生き残りをかける。このチームはその意志、思いが練習の時から別格で」と振り返った。チーム1位を取ることはできずミッションは達成できなかったものの、「僕が現場で見た感じだと、ベネフィットあげたいくらい最高のパフォーマンスだった」と称賛した。
イ・ホンギは、ポジション評価で高見文寧、坂口梨乃、阿部和、心菜が挑んだ『First Love』(宇多田ヒカル)をピックアップ。「一番良かったのは、一個一個の単語に気持ちが入っていた。若いみんながそれをやっていて、めちゃくちゃ感動した。日本で一番有名な映像になってると思う」と絶賛した。
KEN THE 390は、ポジション評価のラップ『美人』(ちゃんみな)をチョイス。村上璃杏、恵子、つくしの3人で挑み、ちゃんみな本人から指導を受けた楽曲。KEN THE 390は「ここからの飛躍がすごい。この時もいいんだけど、コンセプト評価でのラップの上がり方がすごいから、この時に『私ラップできるんだ』って自信を掴んでいると思う」と振り返り、「自分のことを歌うのはもちろん大事だけど、自分が世の中に持ってる不安とか不満とかを発信してメッセージしたいと(いう思いを感じる)。いい歌詞なんですよ! 字幕を見て味わってほしい」と語った。
ファイナルは16日午後2時からTBSで生中継される。