雅楽芸人として活動するカニササレアヤコが14日までに自身のXを更新。東京国立博物館が来年開催する展示のキャッチコピーに驚きを示している。

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　どこかで聞いたことのあるフレーズだ。カニササレは、東京国立博物館が来年1月16日から3月10日までの間に開かれる「特別展『本阿弥光悦の大宇宙』」の予告掲示板を写した写真を公開。

　そこには展示の内容説明のほかに、「始めようか、天体観測。」の文字が。これにはカニササレも「国立博物館がBUMP OF CHICKENのパロディすることあるんだ」と記し、驚愕（きょうがく）。確かにBUMP OF CHICKENが2001年にリリースした「天体観測」に出てくる歌詞と全く同じだ。

　偶然か、はたまた狙って設定したのか。真意は不明だが、この投稿には「キャッチコピーもセンスが秀逸」「ポップで若者をターゲットにしたアプローチが最近の博物館っぽい」と反響が集まったほか、「イマという箒星を君と二人追いかけてるんですね、わかります」「はじめようか館内見学　二分後に君が来なくとも」など「天体観測」の歌詞をもじった投稿も多く寄せられていた。

　カニササレは1994年生まれの29歳。早稲田大文化構想学部卒業の経歴を持ち、現在も東京藝術大邦楽科に所属している。笙（しょう）を用いた雅楽の芸で、「R-1ぐらんぷり 2018」決勝やフジテレビ系バラエティー番組『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』に出演するなど女性芸人屈指の実力を誇る。