【エール】「俺はもうだめだ」死期を悟った三郎は息子たちに何を伝えるのか

NHK連続テレビ小説「エール」の第54話が11日に放送された。往診にきた医師から父・三郎(唐沢寿明)の病状が深刻であると告げられる裕一(窪田正孝)たち。裕一に何か食べたいものをはあるかと聞かれた三郎は、裕一のハーモニカを聞きたいと答える。一方、役所勤めの浩二(佐久本宝)は、養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)をたずねて、桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと資料を手に説得するが、一蹴されてしまう。

三郎は自分の病状に気づいていた (C)NHK
三郎は自分の病状に気づいていた (C)NHK

深刻な病状の三郎は裕一を連れ出し…

 NHK連続テレビ小説「エール」の第54話が11日に放送された。往診にきた医師から父・三郎(唐沢寿明)の病状が深刻であると告げられる裕一(窪田正孝)たち。裕一に何か食べたいものをはあるかと聞かれた三郎は、裕一のハーモニカを聞きたいと答える。一方、役所勤めの浩二(佐久本宝)は、養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)をたずねて、桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと資料を手に説得するが、一蹴されてしまう。

 福島に長く滞在することになった裕一は、まさ(菊池桃子)に滞在費を改めて手渡すが、そこに浩二が帰宅。「兄さんの手助けはいらない」と突っぱねる浩二は、「自分の感情ばっかりで動きやがって」「兄さんはとっくに家族じゃない」と激しく裕一を拒絶する。

 裕一を連れ出して神社を訪れた三郎は、「俺はもうだめだ。皆必死にごまかしているけど、それくらいわかる」と自分の死期について悟っていることを打ち明け、「承諾してもらいたいことがある」と裕一に提案する。

 弱っていく三郎と、家族を思いながらも分かり合えない兄弟の衝突に「死期を悟った三郎は裕一に何を話すんだろう」「明日の放送が気になりすぎる」「兄弟の和解の日はいつなんだろう」と視聴者も古山家の行く末を気にしていた。

次のページへ (2/2) 【写真】「エール」裕一と浩二の衝突が切ない
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