ムロツヨシ、主演映画でCGなしの過酷撮影 1月の京都の川に入り「死ぬほど寒かった」

俳優のムロツヨシが14日、都内で行われた主演映画『身代わり忠臣蔵』(24年2月9日公開)の完成報告会見イベントに出席。1月の京都の川に入った過酷撮影を振り返った。

会見イベントに参加したムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】
会見イベントに参加したムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】

スタッフ用意のテントサウナがあだに

 俳優のムロツヨシが14日、都内で行われた主演映画『身代わり忠臣蔵』(24年2月9日公開)の完成報告会見イベントに出席。1月の京都の川に入った過酷撮影を振り返った。

 今作で、主人公・吉良孝証(きら・たかあき)とその兄・吉良上野介の一人二役に初挑戦したムロ。本作の撮影で大変だったことを問われて「去年の京都は寒かったですね……。川に入るとは思いませんでした。それこそね、CGというものがありますから。まさか本物のね、川にね、1月の気温の寒い日に本当に入ると思わなかった」と回顧。

 とはいえ「もちろん皆さん気をつかって、テントサウナを用意してくれたんですね。『川から上がったら(体を温めるために入ってください)』って。……ですけどね、川に入ったあとサウナに入って、出てきたらより寒い! ということは、サウナに入らないほうがいい(笑)。でも『せっかく準備してくれたから、入らなきゃ』と、スタッフさんの気遣いに応えたい自分がいる。皆、川に入ってないからわからないんでしょうね(笑)。衣装濡れてますから、サウナ入ったあと一段と寒い! すごい……死ぬほど寒かったですね」とにこやかに振り返った。

 会見には、プライベートでもムロと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演を果たした永山瑛太、河合勇人監督、原作・脚本の土橋も出席した。

 同映画は、時代劇ヒットメーカー・土橋章宏の同名小説を実写映画化。嫌われ者の殿・吉良上野介(ムロ)が江戸城内で斬られ、あの世行き。斬った赤穂藩主は当然切腹。だが、殿を失った吉良家も幕府の策略でお家滅亡の危機に。一族のピンチを切り抜けるべく、上野介にそっくりな弟の坊主・孝証が身代わりになって幕府をだますミッションが繰り広げられる。

 今回は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを果たした日であり、「忠臣蔵の日」として制定されている12月14日に会見を行い、ムロは坊主の劇中衣装で、永山は赤穂浪士の姿で登場した。

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