松平健、25年続いた『暴れん坊将軍』終了に「空白」感じる 埋めたのはマツケンサンバ

俳優の松平健が13日、東京・上野東照宮にて初開催された黒豆奉納式に参列した。報道陣の囲み取材に応じ、芸能生活を振り返った。

黒豆奉納式に参列した松平健【写真:ENCOUNT編集部】
黒豆奉納式に参列した松平健【写真:ENCOUNT編集部】

若者を中心に「マツケンサンバII」が再ブレイク

 俳優の松平健が13日、東京・上野東照宮にて初開催された黒豆奉納式に参列した。報道陣の囲み取材に応じ、芸能生活を振り返った。

 若者を中心に「マツケンサンバII」などが再ブレイクしている松平は、今年1年を振り返って「忙しくさせていただいた。芝居だけじゃなくて、映像もそうですし、歌のほうが増えましたね」と述べ、今年の漢字一文字に「喜」をチョイス。「皆さん、笑顔になっていただいたんで。たくさんの笑顔をいただきまして」と答えた。

 来年、芸能生活50周年を迎える松平。『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)にて八代目・徳川吉宗役を長年演じてきたことに触れて「『暴れん坊』を25年やらせていただいて、それがパッと終わったときは、ちょっと空白がね。ちょっと大変でしたけど。そこから歌を重視してやらせていただいて。すぐ(マツケン)サンバがね、ヒットしたんで」と感謝。『暴れん坊将軍』直後の他分野での大ヒットに「皆さんのおかげで」と終始謙遜。

「マツケンサンバII」などのブレイクを感じる瞬間は「あります。ロケ先ですれ違った女子高生とか若い子たちに(声をかけられる)」と明かし、さらに舞台などでも「若いお客さんが増えた」と話した。

 同奉納式には、徳川宗家・第19代当主の徳川家広氏らも出席した。

 江戸時代に、黒豆銘産地の丹波篠山から江戸の徳川家への献上が八代・吉宗公の代から続き、十五代・徳川慶喜公は黒豆を常食するほどの黒豆将軍伝説があったと言われる。そこでおせちの定番「黒豆」の需要が高まる年末年始に合わせ、徳川家の歴史から黒豆食の大切さを知ってもらおうと「黒豆奉納式」を家康公・吉宗公・慶喜公が祀られる上野東照宮金色殿にて執り行われた。徳川将軍家への黒豆献上は約160年ぶり。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください