仲野太賀、“旧知の仲”岡山天音の成長にしみじみ「俳優として積み上がってきたんだな」

俳優の岡山天音、仲野太賀が12日、都内で行われた映画『笑いのカイブツ』(来年1月5日公開)の完成披露上映会に出席した。

舞台あいさつに出席した岡山天音(左)と仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに出席した岡山天音(左)と仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】

10代の頃から知り合い 映画『笑いのカイブツ』完成披露上映会

 俳優の岡山天音、仲野太賀が12日、都内で行われた映画『笑いのカイブツ』(来年1月5日公開)の完成披露上映会に出席した。

 ツチヤタカユキ氏による同名私小説が原作。テレビの大喜利番組で“レジェンド”の称号を獲得し、その後ラジオや雑誌へネタを投稿し続けた“伝説のハガキ職人”の半生を描く。主人公のツチヤを岡山、ツチヤの才能を見抜き東京に呼び寄せる芸人の西寺を仲野が演じた。

 岡山は演じたツチヤについて「僕も何をするにも不器用で、人間関係も苦手。隔たりはあまり感じていなかった」といい、「かっこわるかったり醜かったり、とにかく生きるの必死そういう人物。でも無様な姿がかっこよく映ればいいなと思っていた。数年間のお話なのでいろんな髪型をしましたね」と語った。

 岡山とは10代の頃から知り合いという仲野は、「学園のもの作品で、セリフないし、やることもないし、ぼやきながら現場の端っこにいた頃から知っている。そんな天音が堂々と主演として映画をやるってことで僕も参加できてうれしかった」としみじみ。「がっつり向き合って芝居するのは実は新鮮。すばらしい俳優だと知ってはいたけど、ここまで俳優として積み上がってきたんだなって。あまりにも魅力に溢れていて感動しました」と絶賛した。

 仲野のほか、松本穂香にも褒め言葉を贈られた岡山は「いろんな人から一気に褒められて、誕生日みたいな気持ちになってきた」と照れ。すると仲野は「ちゃんと見返り求めるんで」とお茶目にコメントして笑わせた。

 主人公が5秒に1本ネタを書くことから、この日は「今年を表す漢字一文字」を5秒以内に表すコーナーも。仲野は「旅」と書き、「今年1年通していろんなところに行った。仕事兼ねてアラスカに行った」と思い出深い旅を振り返っていた。

 舞台あいさつにはそのほか、片岡礼子、原作者のツチヤタカユキ氏、滝本憲吾監督も参加した。

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