吉高由里子、来年大河『光る君へ』主演で「人生で一番習い事をしてます。月謝なしで」
俳優の吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)の試写会が11日、都内で行われ、吉高、共演の柄本佑、脚本の大石静氏、制作統括の内田ゆき氏、演出の中島由貴氏が出席した。
紫式部(まひろ)を演じる
俳優の吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)の試写会が11日、都内で行われ、吉高、共演の柄本佑、脚本の大石静氏、制作統括の内田ゆき氏、演出の中島由貴氏が出席した。
本作の舞台は平安中期。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描き、きらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静氏の脚本で物語を紡ぐ。
今年5月末にクランクインした今作。吉高は「期間的には長く感じるんですが、アッという間でした。ワクワクドクドク、ドクドクって言っちゃったけど、血が出るほど緊張するくらいでした」とここまでの撮影を振り返り、「(まひろが)これからどういうふうに源氏物語を作っていくのか分かっていないんですけど、長い作品になると思うので、最後まで走り切ろうと思っています。悪いことは書かないでください」とコメントし、報道陣の笑いを誘った。
また、藤原道長を演じる柄本は集まった報道陣に「いっぱい人がいたからびっくりした」と驚きのようで、「もう半年もたっていて、来月から放送なので、放送もまだなんだって」と述べると、「とても不思議なフワフワした感覚なんですけど、割と僕ら(藤原)三兄弟の血生臭い政権争いなどし烈なところもあるので、よろしくお願いします」と見どころを呼びかけた。
今作の撮影は平安中期が舞台とあって、役作りについて質問が飛ぶと、吉高と柄本は「難しいですよね」と声をそろえた。吉高は「自分が触れてこなかった琵琶だったり、舞だったり、乗馬だったり、今までの人生の中で、今が一番習い事をしてます。月謝なしで」とにっこり。「なので、すべてが新鮮ですし、着物の着方とかもそうですし、成長していくにつれてどんどん変わっていくので、作るよりも作られているような感じでそこの世界に飛び込んでいくような日々であります」と撮影に向かう心境を吐露した。
柄本は道長を演じるにあたり、「道長の直筆の書物が残っているんですよね。それを見に行かせていただいて、それは大きかったと思います。指先から伝わってくる人間性が」と役作りの工夫を語った。