武井咲、松本清張ドラマSPで本格歌唱シーンに挑戦 Mステのチームの全面協力で撮影

俳優の武井咲が出演するテレビ朝日系松本清張ドラマスペシャル『顔』(2024年新春放送)で劇中歌にて本格歌唱シーンに挑むことが分かった。後藤久美子とダブル主演を務める。

松本清張ドラマSP『顔』で本格歌唱シーンに挑んだ武井咲【写真:(C)テレビ朝日】
松本清張ドラマSP『顔』で本格歌唱シーンに挑んだ武井咲【写真:(C)テレビ朝日】

後藤久美子とダブル主演

 俳優の武井咲が出演するテレビ朝日系松本清張ドラマスペシャル『顔』(2024年新春放送)で劇中歌にて本格歌唱シーンに挑むことが分かった。後藤久美子とダブル主演を務める。

 後藤と武井が初共演にしてダブル主演で挑む同作は、これまで幾度となく実写化されてきた名作を人気脚本家・浅野妙子氏の手で現代版へと大胆にアップデート。武井演じる覆面アーティスト・井野聖良と後藤演じる殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子が、追いつ追われつのサスペンスを展開する。二転三転していくスリリングな展開と女同士の極上のバトル、そして名作を大胆に脚色したストーリーで注目を集める今作では、武井が本格歌唱シーンに挑む。

 武井演じる聖良は殺人を犯し、顔を出さずにアーティスト活動することを条件にデビューへの階段を上り始める。そんな聖良が、ある一大決心のもと、生放送の音楽番組に出演するというクライマックスのシーン。このシーンは、テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』チームの全面協力のもと、撮影が行われた。86年から37年以上にわたり生放送を続けてきた熟練のチームが手掛けたステージは、カメラワークからライティングまで、これぞまさに『ミュージックステーション』だ。テレビ朝日開局65周年の作品にふさわしく、テレビ朝日が誇る音楽番組が華を添え、ドラマの世界観をますます盛り上げる。

 武井は「今回、井野聖良という役をいただいて台本を読んでいく中で、聖良にとって“歌”というのは気持ちを伝える一番の、そしてただ1つの手段であり、だからこそとても大事な部分なんだと感じました。実は当初は気を使っていただき、私以外の方が歌うというスタンバイしてくださっていたのですが、やはり聖良の心情になり歌うということ、そしてそれを皆さんに届けることがすごく大切だと思い、『歌いたい』ということを伝えさせていただきました。正直なところ、歌は得意ではないですし上手くはないのですが、上手い下手よりも歌を通して聖良の思いを届けるというのは私がやらなくてはっていう責任を感じたんです。曲を決める段階でも、自分でレコーディングして、スタッフの皆さんに聴いていただいて……。自分の声を通して皆さんに聴いてもらうことが、この作品においても大事なポイントになるのではないか、という思いでした」とコメント。

 さらに、「ギターを弾きながら歌うシーンに関しては、とにかく1日1回ギターを触るようにしていました。やはり音楽をやられる方は、ギターもピアノも弾けることが当たり前。だから私も1日1回は触れて、馴染むように、という練習をしていました」と撮影までの裏側を明かした。

『ミュージックステーション』のスタッフが手掛けたステージでの歌唱シーンについても「本当に光栄でした! でもすごく緊張して、肩甲骨の上のあたりまでガチガチに固まっていました(笑)。聖良として、聖良という強い味方がいたからやりきれたなっていう感じです。『ミュージックステーション』のスタッフの皆さんが、ドラマでいったらすごく短いシーンのためにたくさんの準備をしてくださり、ライティングからカメラワークまで完璧に作ってくださり、その熱意に私自身もものすごく感動しました。フルでお見せしたいくらい、贅沢な時間でしたし、この作品の中の歌っていうのを本当に私は大事にしてた部分だったから、そこをしっかりとお力添えをいただけたことが本当に心強くて、ありがたかったです」と感謝のコメントを述べた。

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