【RIZIN】平本蓮、朝倉未来に「感動した」「勇気もらってた」 ファンの前で語った本音

大みそかに行われる格闘技イベント「RIZIN.45」(12月31日、さいたま・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表会見が10日、東京・渋谷で行われた。会見前に格闘家の平本蓮が自身が出席することを告知し多くの若者が集結。自ら集めたファンの前で平本が朝倉未来への思い、ヒールキャラへの本音を語った。

平本蓮【写真:ENCOUNT編集部】
平本蓮【写真:ENCOUNT編集部】

事前に告知した会場には多くのファンが集結

 大みそかに行われる格闘技イベント「RIZIN.45」(12月31日、さいたま・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表会見が10日、東京・渋谷で行われた。会見前に格闘家の平本蓮が自身が出席することを告知し多くの若者が集結。自ら集めたファンの前で平本が朝倉未来への思い、ヒールキャラへの本音を語った。

 大みそかの舞台でYA-MANと対戦することになった平本。この日までX上で公開舌戦を繰り広げてきた。そんな戦いを前に、K-1の舞台からRIZINに移籍した理由や“朝倉未来”についての本音をファンの前で語った。

「20歳のときにK-1にいて、そのときにすごく不安だった。いつ崩壊するかも分からない状況で、孤独もあったし怖かった。K-1を抜けて世界へ向けて格闘技で盛り上がるものをやっていきたいと思ったときに、そのタイミングで『朝倉未来』が現れて……。本当にシンパシーを感じたというか、すごい感動した。こんな面白い選手を待ってたというか。

 (未来とのストーリーを)どうやって盛り上げていけばと考えたときに、とにかくかみついてやろうって。バカにされたしいろいろ言われたけど、本当に朝倉未来がいたからRIZINでMMAをやろうと思えた。あいつのおかげでMMAを始めたようなもの。

 自分で話題を作って弥益ドミネーター選手に勝利して、もう少しで勝負をつかめるかもというところで斎藤選手にスプリットで負けた。なんでこんなチャンスを逃してしまうんだろうって今年の夏は腐ってた。うつ病みたいに。いまは笑い話ですけど、本当に元気がなくて……。

 そんなときにあいつ(未来)がケラモフとやったりして、表現の仕方はいろいろあるっすけど、僕的に勇気をもらっていた部分があった。年末に向けて社長と相談したりするなかで、『自分で話題をつかんで試合をしないと』『悪口キャラを始めたら貫いていかないといけないのか、やめたら食っていけなくなるんじゃないか』、そういう不安があったんですけど、関係ねぇなって。

 そんな中、朝倉未来がキックボクシングルールだとしてYA-MAN相手に、あんな結果になって。すごい自分のなかで悲しくなってしまった。でも、こんな風に盛り上がってきたのは朝倉未来のおかげだなと思う。もうあおり合いも必要ないと思ったので自由に戦っていこうと思います。絶対に朝倉未来と試合がしたいです」

 その上で今回のYA-MAN戦について「絶対に勝たないといけない。YA-MANがどうのとかじゃなくて、朝倉未来のかたき討ちとかじゃないです。本当にここを勝って、来年おのずとあいつとの試合も見えてくると思う。YA-MANも強いと思うし、厳しい試合になると思うけど絶対俺の方が覚悟の違いがあると思う。応援お願いします」と意気込みを語った。

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