STARTO ENTERTAINMENT、「世界展開」に挑戦 ジャニーズ時代に果たせなかった課題
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の井ノ原快彦副社長は8日、同社から独立した形で設立するタレントのマネジメントなどを担う新会社の名称を「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)」とすると、ファンクラブ向けの動画で発表した。社長(CEO)には、俳優・のんがエージェント契約しているコンサルティング会社スピーディの社長、福田淳氏が就任。同日午後に立ち上がった公式サイトには、これまで果たせなかった「米国、韓国等、世界展開」など、3つの挑戦事項が示された。
公式サイトで発表「独自の音楽配信サービスを立ち上げる」
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の井ノ原快彦副社長は8日、同社から独立した形で設立するタレントのマネジメントなどを担う新会社の名称を「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)」とすると、ファンクラブ向けの動画で発表した。社長(CEO)には、俳優・のんがエージェント契約しているコンサルティング会社スピーディの社長、福田淳氏が就任。同日午後に立ち上がった公式サイトには、これまで果たせなかった「米国、韓国等、世界展開」など、3つの挑戦事項が示された。
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公式サイトは午後2時にオープンした。新会社ついて「140,156件のファン公募を全て拝見し議論に議論を重ね、『STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)』に決定いたしました」とし、意味は「STAR(スター)+と(未来へ向かう)」と説明した。
「今いるスターたちと、これから出現するスターたち、それぞれの個性や目標によりそい、伴走する。そして、ここから新たな伝説をスタートする。そんな思いを込めています。STARTOは、紛れもなく日本を代表するエンターテイメントチームです。歌、ダンス、演技。これらの一流コンテンツは、世界中に大きな影響を与えてきた日本の宝であり、熱烈なファンの皆さまの期待に、今後も応え続けなければなりません。STARTOは今までのサービスの継続はもちろん、それに加え3つの新しいことに挑戦します」
新たな挑戦事項は以下の3点。
・DX化:独自の音楽配信サービスを立ち上げる
・グローバル展開:米国、韓国など世界展開
・メタバース市場参入:最先端技術でアーティストの才能を拡張
そして、「日本のエンタメの価値は、不滅であると考えます。日本独自の文化を守りながら、世界に通用するコンテンツを提供する。新しいエンタメをSTARTOから。公明正大で明るく、そして世界に! どうぞ、これからのまっさらなSTARTOを応援してください」と呼びかけた。
ジャニーズ事務所時代は、Travis Japanが世界デビューを果たした例があるものの、十分な世界展開ができていたとは言えなかった。海外での活動も希望した平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太がその思いを叶えられず、King & Princeを脱退。事務所を退所した経緯もある。ファンにとっても新たな展開となり、ネット上では「前に進んだ」「見守りたい」「期待したい」の前向きな反応が多くなっている。