ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』（木曜午後9時）の第10回が、ドコモの映像配信サービス『Lemino』で7日に配信された。今回は第3回の順位が発表され、これまでデビュー圏内をキープしていたメンバーのランク落ちが目立った。

　同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。国民プロデューサー（視聴者）による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。今回は初のガールズグループ。

（※以下、内容に関する記述があります）

　今回は11月23日の第2回順位発表以降、投票できる人数が2人までに絞られて初の順位発表。2picになってからの累積得票数は742万9902票。12月16日に行われるファイナルに進むことができる20人が決定した。

　第1回、2回ともに2位をキープし、デビュー圏内メンバーの中でも常に上位にいた加藤心が8位にランクダウン。コンセプト評価ではセンターを務めベネフィット票も獲得していたが、今回は29万2933票と、1位の笠原桃奈（65万828票）と差が開き、ランクを落とした。心は、「今回コンセプト評価をやるにあたっていろんな葛藤と、この曲を通して自分に向き合うことができたと思います」と語り、「これからも最後まで一生懸命、笑顔と努力を絶やさずにがんばっていくので、最後までついてきてくださるとうれしいです」と前向きにあいさつした。

　また、番組開始当初の投票で1位となり、第1回、2回ともに5位だった山本すずは、デビュー圏外の14位に大幅ランクダウン。山本の名前が14位で呼ばれると、周囲の練習生も驚きの表情に。コンセプト評価でベネフィット票を獲得していたが、もしベネフィット票がなければ18位だったと告げられた。すずは「すごく悔しい気持ちでいっぱいなんですけど……」と顔を曇らせ、「もう泣いても笑っても最後なので、精一杯心をこめて、皆さんに感謝をファイナルのステージでお届したいと思います」と語った。

　第2回投票でデビュー圏内の9位に入った釼持菜乃も、デビュー圏外の15位に。菜乃は「周りの人への感謝と、自分がダンスや歌を好きな気持ちと、謙虚さと、今まで自分が大事にしてきたことを信じてあとは誰よりも楽しむだけ。12月16日の最終日にはデビュー圏内にまた戻りたい」と意気込んだ。以下、第3回順位。今回から投票できる人数が1人に絞られる。

○第3回順位
※（）は第2回順位
1位：笠原桃奈／65万828票（3位）
2位：櫻井美羽／48万1838票（4位）
3位：村上璃杏／48万1635票（17位）
4位：石井蘭／40万320票（1位）
5位：高見文寧／39万6945票（6位）
6位：海老原鼓／37万1393票（7位）
7位：佐々木心菜／34万1153票（11位）
8位：加藤心／29万2933票（2位）
9位：会田凛／28万3766票（10位）
10位：飯田栞月／27万3263票（20位）
11位：清水恵子／26万5607票（8位）

※以上、デビュー圏内

12位：坂口梨乃／25万6286票（18位）
13位：高畠百加／21万9063票（13位）
14位：山本すず／21万8904票（5位）
15位：釼持菜乃／21万3005票（9位）
16位：田中優希／21万65票（19位）
17位：田中琴／20万105票（16位）
18位：北里理桜／19万1943票（24位）
19位：桜庭遥花／17万5250票（33位）
20位：加藤神楽／16万4123票（32位）

※高畠百加の高ははしご高