直腸がん闘病の52歳・立花理佐、子宮、卵巣など摘出手術に13時間「コロナ禍で話し相手いない毎日」
元アイドルで俳優の立花理佐(52)がこのほど、前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5『青春もぎたて朝一番!』(日曜午前6時30分)とニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』(月曜午後6時20分)の番組出演で、都内で行われたスタジオ収録に参加した。立花は11月24日にブログ更新し、直腸がんと診断されて闘病していることを公表。以降のメディア出演は初めてで3年8か月ぶりの仕事復帰。がん摘出手術からは約3年で、「再発もなく元気です」などと語った。
森田健作のラジオ2番組で約3年8か月ぶりに仕事復帰
元アイドルで俳優の立花理佐(52)がこのほど、前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5『青春もぎたて朝一番!』(日曜午前6時30分)とニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』(月曜午後6時20分)の番組出演で、都内で行われたスタジオ収録に参加した。立花は11月24日にブログ更新し、直腸がんと診断されて闘病していることを公表。以降のメディア出演は初めてで3年8か月ぶりの仕事復帰。がん摘出手術からは約3年で、「再発もなく元気です」などと語った。
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立花によると、直腸がんが発見されたのは2020年5月のことだった。「最初は全く症状がなかったのですが、そのうちにお腹が痛くなり主人の勧めで病院に行きました」。医師には「ステージ3b」と診断された。世の中がコロナ禍に入り、混乱していた。
最初は、放射線と抗がん剤治療を受け、「がん細胞が小さくなってきた」という。だが、「手術は避けられない」と判断され、同年10月に腸、子宮、卵巣、膣を摘出したという。
「泣かない日がないぐらいの毎日で、不安でいっぱいでした。(手術は)12~13時間はかかりました。1か月ぐらい入院しましたが、病室は家族も入室が禁じられて、話し相手もない毎日でした」
今回の公表は、手術から3年がたち、3か月の定期検査の結果、「再発もなく、順調に回復している」と言われたからだという。
「精神的にも元気になったことですね。公表してから心にあったモヤモヤのようなものがなくなりました。(願掛けで)明治神宮にお参りしています。家から丁度1万歩なんですよ。健康と今はダイエットも含めて歩くようにしています」
がんを患って、家族に迷惑をかけたことは悔やんでいた。
「(19歳の)息子がコロナ禍で入学式もなくなって、ストレスも溜まっているときに一緒にいられなかったことです。高校で三者面談があったときも行けませんでした。やはり健康が一番です。実は私の母も60歳の時にがんで亡くなったのですが、今になって検査は行くべきだと改めて思いました」
立花は1986年にロッテの第1回CMコンテストでグランプリを獲得し芸能界入り。その後、TBS系連続ドラマ『毎度おさわがせします』の第3シリーズの主演に抜てきされ、主題歌『疑問』も歌った。当時は「第2の中山美穂」として注目されていた。
『青春もぎたて朝一番!』で、森田のパートナーを務める酒井法子とは87年デビューの同期で、「音楽賞を競った仲」(酒井)だった。『青春の勲章はくじけない心』でパートナーを務める西村知美とは、レコード会社が同じで仲良くしてきたという。
「私が結婚(2000年に飲食店経営の松永信之氏)して、妊娠したんじゃないかというときは、病院を紹介してくれて一緒についてきてくれたばかりか、診察の時も私の隣で容体を説明してくれたんです」
両番組でメインの森田は「やはり、がんは早期発見が重要」と言った上で、立花にエールを送った。
「立花さんは早く病院に行ったので良かったのですが、若くても体調がすくれない時は、とにかく検査をすることですよね。立花さんの場合は病気になったことで人間としても大きく成長したことは良かった。とにかく元気になっても、検査は怠らないでほしいです」
両番組の放送はいずれも来年で、『青春もぎたて朝一番!』が1月7日、『青春の勲章はくじけない心』は同8日に予定されている。